浩子の部屋

土佐の皿鉢料理

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
春から初夏に移り変わるこの頃を、「目」と「耳」と「舌」など五感で味わう季節感を見事に表現されていますね。ちょうど、鰹のたたきの美味しい季節です。新築の打ち合わせのあと、照明コーディネーターをされておられた?代表取締役の中川さんと一緒に食事に出かけました。
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土佐料理といえば、代表格は「皿鉢(さわち)料理」ですね。豪華な料理の数々を大皿に盛ってもてなす郷土料理です。私自身は、土佐には20数年前に家族連れで一度行ったきりです。土佐市に遠縁の親族がいて、夏の「よさこい祭り」の時に遊びに行きました。街中に「よさこいムード」が漂っていて、娘達も「やっちょれ、やっちょれ、やっちょれな〜♪ やっちょれ、やっちょれ、やっちょれな〜♪」としゃもじのような、拍子木のような「鳴子」を持って、愉しそうに踊っていたのを思い出します。
料理は、先付けのあと、さすが?に「鰹のたたき」が出てきました。美味しい物は「一番に食え!!」の精神。まず、これだぁ〜!!というものを出してきてから、次は大皿に盛り付けられたお楽しみの「皿鉢」です。揚げ物やお寿司まで一緒に載っています。ほんま、豪華やねぇ〜♪
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ひとつずつを楽しみながら、土佐鶴の熱燗をいただきます。美味しい肴と酒で、満たされています。気遣いをしなくてもいい仲間との語らいは、料理を一層美味しく感じさせてくれますね。どの料理も、眼と舌と歯触りでゆっくり味わえるのですから・・・
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土佐は、今のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも有名ですね。私はあまり見ていませんが、明治維新の頃に、革新の為に力となった若者達が、日本の行く末を担っていたという話でしょうか。今は、コンピューターができて、インターネットやメールという情報の世の中となり、いよいよ本も本屋もなくなる?!という本の革命維新の時代に入ったということです。ここでも、古き良きものが消滅していく・・・寂しさと悲しさを感じます。でも、また新しい何かが始まっている・・・のですね。
歯科医院も少しずつ変化していき、歯科医院維新の時代に入っているのでしょうか?当院は、来春にちょっとした「維新」が始まります。どう変わって行くのかは、私もすべてを予測できませんが、先生とスタッフと患者さんの三位一体で、新しい歯科医院が創造されていくことを期待しています。先生が治療がしやすい・スタッフが動きやすい・患者さんが楽に気持ち良く受けられる・・・そして、それぞれが満足できるものになることが理想です。
歯科は、個々を大切にする仕事ですので、皿鉢料理のように大皿で「ポン」と出せるものとは違いますが、「どれから食べよっかなぁ〜?」みたいにたくさんの選択肢をご用意して、チョイスできるものでありたいと思います。まずは、初鰹のように、美味しいところは一番に・・・つまり、主訴は一番に解決する。そして、いままでの良き伝統を残しながら、新しく生まれ変わる「江上歯科」に期待していてくださいね♪
美味しい物を食べて満足した男達は、坂本龍馬のように「雄叫び」をあげて・・・
「勝つ、ウォ〜〜〜!!」
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2次会は、居酒屋で新子の天婦羅・・・
新子も今年の初物ですが、それを天婦羅にするのも初物です。
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本日のメニューは・・・
目に皿鉢 山盛りグルメ 初鰹 (満腹)

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