浩子の部屋

トイレのカミサマ

我が家のチビッコギャング達との格闘は・・・連日続いています。
「わぁ〜〜!!なに?これ〜〜!!」
先日、トイレのドアを開けたとたん・・・ビックリ仰天です。確かに、ついさっきまで、ギャング達が何やらごそごそと遊んでいたのは事実ですが、こんなことになっていようとは・・・想像もしていませんでした。(笑)
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納戸に置いてあるものを運んできて、全部詰め込んでくれたようです。でも・・・何故にトイレという場所になったのかは、定かではありません。几帳面に?並べられた品物の数々。ある意味感心してしまいます。チビッコギャングの「格納庫」的発想なのでしょうか?!
それとも、怒られることを想定しての「いたずら」なのか・・・
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大人の考えが及ばないところに、チビッコの面白い展開があるのに気付かされます。男の子は特に、自分達の「城」もしくは「砦」のような発想があるようです。押入れも、恰好の遊び場であり、隠れ家であり、夢の築城であり・・・我が家のトイレも同じ運命を辿ったような感があります。
でも、少し広いスペースでは、何でもかんでも箱をひっくり返して、ひろげることに専念してくれるようで・・・ご覧のとおりです。
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仕事を終えて家に帰ってきても、廊下は障害物競争のように、足元をよく見て通らないと、つまずいたり、踏みつけたりするほど散らかっています。まるで、「イタチごっこ」のように・・・
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片付けど 片付けど 我が暮らし楽にならず(嘆)
今朝は、朝のおつとめのトイレに入った後、水を流したのですが・・・
「わぁ〜〜!!流れへん、えらいこっちゃ〜〜ぁ!!」
便が詰まったのか、紙が詰まったのか、水が引きません。そんなに紙を使ったつもりもありませんし・・・便の量が異常に多かった???(笑)
ほんとに急に流れなくなったのです。棒でつついてみたのですが、全く無理です。そこで、主人がワイヤーハンガーを伸ばして、ごそごそとやってみてくれたのですが、ほとんど効果がありません。すぐに出かける予定があったので、仕方なくそのまま放置して出かけていきました。そして、帰ってみると、少しずつ流れているのか、水位だけは下がっていました。再度、主人がトライしてくれたのですが・・・ダメでした。
今晩使えなかったら困る・・・どうしよう???
早速にインターネットで調べてみました。ネットの情報が信頼できるかどうかは分かりませんが、祝日でもあり、24時間対応してくれるところがあるというのがありがたい・・・と思いました。とりあえず、電話してみると・・・1時間後位に来てくれるということです。はぁ〜、やれやれ。
若いお兄ちゃんがやって来てくれました。
「すみません、こんな汚いこと、申し訳ありません。」
「いえ、これは、ポンプを使わないと無理なようですね。では、ポンプをとってきてもよろしいでしょうか?5000円かかりますけど・・・」
「ええ、それでいけるようでしたら、ありがたいです。お願いします。」
お兄ちゃんは、赤い筒状の手動ポンプを持って来て、トイレの穴に向かってシュカシュカ。
「ちょっと無理ですね。これでは流れませんね。」
「ええ?!無理ですか?」
ほんまにあかんのでしょうか?・・・と、疑問が湧きました。そこで、主人にも見てもらって、もう一度ポンプでトライしてもらいました。すると、ほんの少しだけ水の流れはよくなったようです。
「これ以上やっても、もう無理ですね。はずして分解して、配管の奥のところを見てみないと流れないと思います。どうしましょ?分解してもよろしいですかね。27000円かかりますけど・・・」
「ええ〜〜!!27000円もかかるのですか?」
「はい、それをしないと詰まっているものが取れそうにありません。どうされますか?」
ムムム・・・どうも騙された感があるのですが、トイレが使えないことの方が困ります。人の弱みに付け込まれた・・・・感があります。
「じゃあ、はずせば流れるのでしたら、お願いします。」
と、言ってしまいました。
それから、分解を始められて・・・しばらくすると・・・
「すみません。配管がこんなところから外れてしまいました。こんなことはぼくも10年この仕事をしていますが、初めてです。これ、ちょっと問題ですね。それと、ここに便がこんなに詰まっています。」
ほんまに詰まっていました。すごいですね。
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「もう何年使っておられますか?配管にヘドロのようになって詰まってきていたところに、何かが引っかかって一気に詰まったんでしょうね。でも、ここの配管のもとの鉄管のところも詰まっていると思いますよ。高圧洗浄したほうがいいですね。ここが詰まったらほんとに大変ですからね。」
「高圧洗浄って、いくらかかるのですか?」
「35000円です。でも、今だったらはずしてするので、この値段でできますが、また目詰まりしたら、もっと費用がかかりますよ。今、されておいた方がいいと思いますが・・・」
いよいよ、“ぼったくり”ですね。人の弱みに付け込んだ、人助けにもなる?“ええ商売”。
「いえ、もうそれは結構です。また流れなくなった時に考えます。」
あまりに高額なので、キッパリと断りました。それで、配管の汚物をキレイにとって、元通りにしてもらいました。とにかく、今、流れるようになって、一安心。(ほっ)
「じゃあ、全部片付けて、請求書書いて持ってきます。10分ほどかかります。」
そして、持ってこられた請求書。値段を聞いてびっくり!!
ポンプ5000円、分解掃除27000円、汚物処理12000円で、合計44000円に消費税2200円で、総額46200円でした。30000円くらいかなと思っていたので、ほんまに驚きました。
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♪暮らし安心♪・・・とうたっているところも、ぼったくりと聞いていましたが、ほんまですね。今回はその会社ではありませんでしたが、インターネットで調べてみるより、近所の知人の紹介とかいうほうが、ずっと安心だと納得しました。昔の「便利屋さん」的商売ですね。皆さんもご用心ください。
暮らし安心・・・どころか・・・クラシフアン(不安)
トイレ事情といえば・・・
地震で被災された方々のトイレ事情も、ほんとに想像を絶するほど大変なことだっただろうと思います。水が流せない、トイレが使えない、臭いがきつい・・・等々。
水没して孤立していた娘の所では、孫達の使用済み紙オムツ(比較的汚れの少ないもの)を大人も上手く利用して、しばらくしのいでいたということです。
これぞ、トイレの「紙」様ですね。
トイレには、もともと排泄の「神様」がおられる。物の不浄を浄化してくださる神様です。その祈言(のりごと)は・・・
「オン クロダノ ウンジヤク ソワカ」
トイレのありがたさと排泄の大切さを身に沁みて感じた今日一日。

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