7年間お世話になった、家政婦の平尾さんが本日で退職されることになりました。私にとっては、ほんとに人生でも「激動の7年間」でした。この間、私の代わりになって、自宅や診療所や孫の守りに至るまで、ほんとうにお世話になりました。言葉では言い尽くせないほど、親身になって家族の立場で考えて動いていただき、助けていただきました。

生真面目で、まっすぐで、細かいことも器用で、私の不得意科目を全部こなしていただきました。おかげで「今」も仕事に集中できる・・・といっても過言ではありません。ご自身のお身内の事情で、仕事が続けられなくなったということで、私も引き止めることもできず、ほんとに残念です。

思い起こせば・・・H18年の2月19日の私のピアノ発表会以降、娘達の結婚、出産が相次ぎ、診療所新築も加わって大変な時期に、いつも家の中にあって当然のような「暖かい火鉢」のような温もりを、常に与えていただいておりました。何でも安心してお任せでき、信頼しておりました。7年間もの長きにわたってお世話になりましたこと、心より感謝しております。

娘も孫も、みんなが「ひらおさん、ひらおさん」と、平尾さんが居て当り前になっていました。一緒にいろんなお話もしたし、私や主人の欠点も丸見え状態だったことと思います。主人とちょっとした口げんかも、「漫才見てるみたい」と笑っておられましたが、本人たちは・・・心には何のわだかまりもありませんが、実は真剣に？話し合っていたのです。（笑）

そんな内輪の事情をすべてお見通しで、かゆいところに手が届く・・・お仕事をしていただき、私たちの家庭に無くてはならない存在になっていただいていたのを、今、より一層感じます。体もこまめに動いていただき、健康で7年も勤めていただき、「ありがとうございました」「お疲れさまでした」の言葉しかありません。

6人の孫のどの子も、おんぶに、抱っこにしていただき、実のバアバ以上に大切に扱ってくださったこと、本当に、本当にありがとうございました。どの子も健康ですくすくと育ち、今日あることも、平尾さんのおかげだと思っております。

無くなって知る「平尾さんの恩」・・・
今、かみ締めております。

どうぞ、自分の体も大切になさりながら、ご家族やご親族の為に、無理をなさらず、尽くしてあげていただきますように、お祈りしております。そして、また笑顔でお会いできることを、楽しみにしております。
ありがとうございました！！

背に抱きて　陰で支えて　ひたすらに
　　　　　　　　　　　　真心込める　教え我が身に