グランドピアノの自動演奏の器械が壊れてしまいました。孫達が、よくガチャガチャと触ってくれるので・・・仕方ないですね。ちょうど、三木楽器から定期的なピアノの調律に来ていただいたので、器械も診ていただくことになりました。フロッピーディッスクの基盤が壊れているようです。
グランドピアノを購入したのが、ちょうど2000年ですから、すでに13年経過しています。そろそろ、器械物は修理が必要な時期・・・だそうです。13年前ですから、フロッピーディスクで読み取る・・・ことすら、素晴らしい技術だと思っていました。現在だったら、USBとかで読み込みできる器械があるそうです。でも、器械ごと買い替えるには、もったいないし、今までにあるフロッピーも使えなくなりますので、今回は、基盤だけ交換してもらうことにしました。
器械の中は、やはり複雑な感じです。新しい基盤と交換するだけですが、全部分解してしまわないといけません。学校帰りのコウキ君が、興味津々でじ~っと見入っています。何をしているのかを見極めたいようです。やはり、器械物を見ると、ジイジと一緒で、血が騒ぐのでしょうか?!
約40分かかって、基盤の交換と装置の微調整、それに自動演奏のテストをされました。これで、再びプロの生演奏を聴くことができます。来年3月のピアノ発表会の曲目、チャイコフスキー作曲「四季」・3月「ひばり」と6月「舟歌」をゆっくりと楽しめます。つまり、タイミングや盛り上がりを直接的に感じることができ、曲のイメージが出来上がります。ありがたいことです。
グランドピアノは半永久的ですが、日進月歩する器械物は、当然変化していくものです。逆に、昔から存続するものは、アナログですが、何年にも亘って楽しみ、受け継いでもらえるものになります。新しいものが出ると、すぐに飛びついていく現代社会ですが、古きものの中に、半永久的な「人間の心」が刻み込まれていることを、忘れないでほしいと願います。
パソコンに 音色は出るまじ 梅雨しぐれ