8月22日から、次の自宅となるマンションの11階部分の工事が始まりました。終の住み家となる部屋の予定ですので、全面リフォームします。前日には、マンションの近隣の居住者の方は直接挨拶させていただき、居住者全員にも、粗品と挨拶文を郵便受けに投函しました。これで、9月末には完成して引っ越しできる・・・予定。
解体は手作業で少しずつ丁寧になされて順調に進み、9月5日には解体が終了しました。見晴らしもよく、西面を有効に使いたいということで、4畳半の和室を二間続きにする設計です。本当は6畳と4畳半にしたかったのですが、もう一つ洋室にしたかったので、収納スペースも考えての間取りとなりました。
お風呂は、例の孫達が一斉に入れるように、できるだけ広いスペースを確保してもらう為、前もって調べていただき、配管も見ていただいて、準備も整いました。その後、大工さんが入ってくださり、間仕切りが出来上がっていきます。コツコツとしっかりした作業をしてくださっています。出来上がってくるのが楽しみです。
9月18日には、お風呂が入って来ました。TOTOの新しいデザインのものです。壁面ボードの色が気に入って、決めたものです。台所も洗面もトイレも、水回りは全てTOTOです。6月に、本町のLIXILや、グランフロント大阪に集結しているYAMAHA、三和カンパニー、クリナップ、パナソニックもざっと見て周りましたが、たいした違いはないなと思いました。面倒くさいということもあって、メーカーを一括した方が手っ取り早いと感じ、また大手メーカーだから間違いはないだろうという思いで決めました。
入ってきた風呂の部材を確認しようと思ったら・・・私が注文したのと違う壁部材が入っていました。どこで発注が間違ったのだろう???・・・とにかく、壁面設置工事をストップしていただき、次に入ってくるのを待つことになりました。台所もいつになったら、入ってくるのだろうと思っていたら・・・なかなか入って来ません。おかしいな~!!
それで初めて、発注されていると思われていたものが、実際は注文されていないことに気がついた・・・ようなのです。
「じぇじぇじぇじぇ、じぇじぇじぇじぇじぇ~!!!」
9月じゅうに工事が終わる予定で、10月早々にクロネコヤマトの引っ越し手配までしてるのに・・・仏壇の移動のための遷仏式・入仏式もお願いしていたのに・・・
全部予定が狂ってきました。なんでこんなことになったの???
極力短期に工事を済ませたかったのに、こんなことになろうとは・・・私自身も想像だにしませんでした。業者さんもそう思っておられることでしょうが、「現実にこうなってしまった原因は何か?!」をはっきりとさせることが先決。そして、早急の対応・処置がどうできるかが、本当に「仕事ができるかどうか」の見せ場だろうと思います。
工程表もなしに、アバウトで始まったこと自体が問題のようです。口約束であったり、口頭で変更を伝え、「分かりました」という返事をもらって、私も安心していたのですが、これは大きな間違いだったようです。人を信用しているから、この人ならちゃんとやってくれるだろう・・・という思いであったので、「それだけでは仕事はできない」のだと。
図面にし、文字にし、見積書を出し、確認し、さらに確実性をもたらせるための「念押し」をして、初めてOK になるものです。間違いは許されない。誰かが、時間的に・経済的に・心理的にケガをするのですから。それは、施主のみならず、工務店も、設備屋さんも、メーカーも同じです。極力「ケガ」の無いように重々の配慮・手配がなされていて当然です。
今回のことを機に、皆さんが「不測の事態」とならぬように、心を入れ替えて良い仕事ぶりを発揮してもらいたいと思います。主人も私も腹は立ちますが、「怒る」ことはしません。怒ったところで、工期が早まるわけでもありません。どのように対処してくださるのか、見守るのみです。
同じマンションの居住者の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしております。工期が2週間も遅れてしまうことになりそうです。エレベーターに乗るたびに、不快な思いをしておられることは承知の上で、ご迷惑をさらにおかけ致しますこと、本当に申し訳ございません。
心より深くお詫び申し上げます。 深謝