浩子の部屋

バレンタインのあと味

今年もバレンタインに、たくさんの男性に「ありがとう」の感謝の気持ちをこめて、チョコ菓子や靴下などをお渡ししました。きちんと数えて用意してはいるのですが、いつも最終的に何故か足りなくなって、追加購入します。気が多い?私は、「この人も、あっ、この人も」とついつい渡してしまうようです。付き合いも断捨離と言いながらも、この「様」です。(笑)

昨日、バレンタインの日までに会えない友人に、急遽送ることになり、他にも渡したい方があったので、チョコレート菓子を阪神百貨店地下1階入り口のいつものお店まで買いに行きました。このお店は、今年1月末からこれで5回目の来店です。今までは、とても愛想のいい、よく気のつく、しかも「いつもたくさん買っていただいてありがとうございます。」
という言葉を忘れない、しっかりした店員さんばかりで、私も気持ちよく買い物できました。だからこそ、またここの商品にしようと思って行ったのですが・・・

今回は、背の高い若い女性が出てこられました。にこやかさが全くなく、忙しいからなのか事務的に対応されます。「まあ、バレンタイン当日やから忙しいので、アルバイトの人でも入れているのだろう。」と思って、その方の対応を待ちました。すると、私が欲しい言ったのと違う商品を持ってこられたので、
「それ、違いますよ。あそこに置いてあるピンクの楕円形の箱に入っているものですよ。」
と言ったら、むっとした顔をして取り替えて、
「これでよかったですか?」
と、袋と頼んだ商品2つをショーケースの上に置かれました。

それで、カードを渡し、
「これでお願いします。」
と言ったら、カードを持ってすぐにレジに行かれました。そして、他の店員さんとお尻がぶつかりながら、その間を強引に押しのけて、レジに行く後ろ姿を見ました。
(普通は、「あつ、ごめんなさい」と言いながら通り抜けるでしょ~?)
2つの商品は、袋の上に無造作にポンと置かれたまま・・・になっていました。

これ、私に自分で入れろ・・・っていうこと???セルフサービス???
それで、他の男性の方に声を掛け、
「これ、このままになってますけど・・・」
と指差して言ったら、
「あっ、担当のものが入れますから。」
と言うだけで終わってしまいました。

情けないなあ~~!!自分のところの店の商品をこんなぞんざいな扱いをして、自社商品を愛していない証拠です。顧客がここの商品を気に入って買いに来ているのに、店員さんが商品を愛していないなら、せっかくの美味しいお菓子が、雰囲気が台無しになってしまう。私が声を掛けた男性もフォローができないのは、もともとの内部のチームワークができていないということです。商品がいいだけに、私もがっかりでした。

すぐにその人に言いたかったけれど、受け入れて「聴く耳」を持つような方ではないようですし、その人だけの問題ではなさそうなので、本日、阪神百貨店のお客様相談室へ、直接電話しました。私は、クレーマーでも何でもありません。商品が愛されていないことが悲しいのです。もっとお客様の気持ちをわかって、大切に扱ってほしいのです。

ここの社長さんは、テレビ番組「カンブリア宮殿」に出ておられました。とても誠実で、自ら商品開発をされている実直な社長(現会長)さんです。先を見通した、正しい経営判断ができる社長さんだからこそ、ここまで大きくできたのだと思います。阪神百貨店地下1階食料品売り場の一番の顔である場所にあり、売れていることで、従業員が天狗になったら、おしまいです。
「顧客あってのお店、顧客あっての商品」そして、「商品は大切な宝物」という基本を忘れていませんか?!

私がここの社長だったら、こんな悲しい現場は見たくありません。ひとつひとつの商品が、自分の子供と同じですから。「ほったらかしにされた」子供、「愛情をかけてもらえない」子供がほんとに可哀想です。

皆さんは、このことをどう思われますか?
もちろん、お客様相談室の方は、きちんと対応していただきました。文句はありませんが、このお店がもっと発展できる一助になれたら、私は嬉しいです。

甘いチョコ どの子も可愛い 想い翔べ

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