自宅の真下の11階の部屋のリフォームを再開致しました。何故?こんなことになったのか・・・と思うほど、1000件に1件も起こらないことが起こる。いいことも悪いことも、極端に起こる人生。人より、その振り幅が大きいようです。でも、これは、より体験・経験を多く積むことにより、心を鍛えていただいているのだと思っています。
今回は、絶対に間違いのない業者さんに依頼したいと思い、現診療所建築にお世話になった、旭化成ホームズの方のご紹介の会社にお願いしました。3月までは、消費税UP前の駆け込み需要で、人手も足りないと聞いておりましたので、春の土用を避け、5月GW明けに開始することしました。
GWの旅行から帰ってきたらすぐに、ご近所の部屋の方への挨拶回りと、マンション全室にタオルとお手紙を投函しました。前回同様、全部解体するところから始まりますので、騒音も粉塵も発生し、ほんとに周囲にご迷惑をおかけすることなるので、とても気を遣います。
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居住者各位様
新緑の美しい季節となりました。
日頃は皆様にはお世話になり、ありがとうございます。
昨年秋には、11階○○号室の約1ヶ月半に及ぶ解体工事及び、内装工事にて大変ご迷惑をおかけ致しました。心よりお詫び申し上げます。ところが、工事があまりにひどいものであった為に、完成を見ず中断させていただきました。
床の水平位が保たれていない為、大きい所で3㎝もの落差が出来ておりました。つきましては、全面解体したうえで、床基礎や壁まで、一からのやり直しをしなければならない事となりました。
大変心苦しいのですが、約1ヶ月の工期で、全面改装をさせて頂きます。皆々様に、再度多大なるご迷惑をおかけ致しますが、どうぞ容赦賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
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12日から始まった解体工事は、3日目には、大分進んでいました。流し台やトイレなどの水まわりは、ベランダに一時的に置かれています。
前回と壁の位置も違ったりするところは、壊されています。床も全てめくってしまうので、クッションとなる綿のようなものが、いっぱい出ています。貼るよりも捲るほうが、5倍ほど手間と時間がかかりそうです。
(ほんまに、大変やなあ~・・・と溜息)
出来上がったとしても、見た目は前回とあまり変わらないと思いますが、細部に「きちっと感」が出るでしょうし、何よりも、使い勝手やごく普通の暮らしやすさが戻ってくることと思います。自分の好きな配色は、南欧のプロバンス地方の、暖かい日差しが降り注ぎ、心地よい爽やかな風が吹き抜けるようなイメージの色です。診療所の待合室にも、使っている配色です。
これから約1ヶ月かかる工事で、やっと住める状態になる。長い間、放置されていた部屋。でも、以前に住んでおられた方が引っ越されてから、やはり1年間は、空き家にして住まいを休ませてあげ、気を抜かないといけない。それが、今回の私の教訓でした。江上家ご先祖が、気が沈静化していないのに、「引っ越すのはイヤだ」と教えてくださったのだと思っております。
みほとけの 手に引かれてや この身(実)あり