朝、開口一番、
「奥さん、約束通り、チーズケーキ焼いてきました！！
奥さんも是非食べてみてくださいね。」
と、新人スタッフのＭちゃん。
「え〜〜っ！ほんまに作ってきてくれたん。楽しみやわぁ〜
午後の休憩時間にいただきますね。」
どんなケーキがでてくるのか、楽しみ楽しみ・・・（フフフ）

夕刻にスタッフルームに出てきたチーズケーキは、濃厚な感じのお店に売っているような
直径２２?円形のケーキです。
「いや〜ァ、本格的やね〜。スゴイ！！いつ焼いたの？」
「夕べ、早帰りだったので、材料をミキサーでこねて、焼いたんです。」
「オーブンを持っているの？」（一人暮らしなもんだから・・・）
「いえ、フライパンで焼くんです。」
「こんなに丸くきれいに焼けるの？ほんとにすご腕やねぇ〜、ええお嫁さんになれるわぁ〜。材料は何が入ってるの？」
「クリームチーズと、小麦粉と、生クリームと、砂糖と、卵と、レモン汁です。」
「このチーズケーキのカルデラ湖みたいな陥没の形は、どうしたら出来るの？」
まるで、娘がお母さんにケーキの作り方を尋ねるように、私の方がＭちゃんを質問攻めにしてしまいました。
ほんとに、スタッフみんなが、美味しい美味しい・・と言って食べていました。
まったりとした優しい味に、レモンの爽やかな香り、そして、ゆっくり味わうと濃厚なチーズの味が舌の上でとろけるように浸み込んでいきます。
チーズ好きな人には、「たまらない味」ではないでしょうか。
市販のデコレーションされた、美味しすぎる（？）ケーキには、もう飽きてしまっている私には、このような材料の味がしっかりした手作りの品が心温まり、とっても嬉しく感じました。
そして、なんと、Ｍちゃんは、チーズが大嫌いなスタッフの休みの日に、これを持ってきたんです。心憎いほどの配慮です。
Ｍちゃんの心遣いの凄さに、感じ入った1日でした。
ほんと、美味しかったなぁ〜！！
チーズケーキには、やっぱり、アールグレイの紅茶が合いますよ！！
ご・ち・そ・う・さ・ま　♡　感謝！！