大阪市西区のフレンド小児歯科主催のLECオープンセミナーに参加してきました。
健康学習を目的とした参加者の交流会と、健康を伝えていくにはどうすればいいかを考えさせてくれる会です。今日で、私は3回目の参加です。
まず、オープニングは「じゃんけん」から・・・
必ず勝つための「後出しじゃんけん」で頭の準備運動、さらに、片手は必ず勝つための、もう片手は必ず負けるための「後出しじゃんけん」で、自分の瞬間判断能力の限界を感じ取る(?)ゲームから、始まりました。
いつも通り、今座っている席から荷物を持って移動し、好きな場所に座って、新しい出会いが始まります。これをシャッフルと言います。
参加者は、大半が関西の方ですが、遠くは新潟や福岡から来られています。
まず、名古屋から来られた管理栄養士の方、お隣は奈良県の青年医師、斜め向かいは、本日司会進行役の方のお父さん、私という4人で簡単な自己紹介。
そして、またシャッフルされて違う方との出会い。その中で、テーマを与えられながら、話題を進行させていきます。
これは、一つには、人見知りをなくし積極的に未知の人との交流ができるように、また、様々な年齢や職業の違った方と出会って、それぞれの考え方や感性の違いを感じ取る目的があるようです。
日常では出会えない人と会って、つながりの輪を広げることも素敵ですね。
ここに来られている方は、ほとんど前向きな人の集まりですので、とっても活気があり、また、素直に物事を見つめ自分を高めようとされている人が多く、とても和める感じです。若い方が多いので、ここでは私は高齢者の部類(?)です。
午後には、性格や血液型によるシャッフルがあり、同じA型の集まりの中で、最初にお会いした青年医師の方と、たまたまゆっくり話す機会がありました。
奈良県の山村診療所へ派遣医師として4年目、趣味は長距離走で、毎日走られているそうです。将来の夢は、地域の診療所で地元に根付いた医療をしたいとおっしゃっていました。
「お若いのにすごいですね。これからの時代にはとても必要な人材ですものね。」
「僕は、実は高校生の時に、白血病だったんです。それで、実兄の骨髄をもらって移植をしました。今は、血液型はA型ですが、昔というか手術前はB型だったんですよ。」
「え〜〜っ!!骨髄移植したら、血液型が変わるんですか?そんなの初めて聞きました。」
「僕もびっくりしたんですけど、兄がA型だったのでそうなったみたいです。大学生の時にたまたま調べましたので、間違いないです。」
「へ〜〜ぇ、そんなことがあるんですね。それで、走っておられるのでしょ?
お体の方は、完治されたんですか?」
「表面的には、完治なんでしょうね。体内的には、移植したので完治とは言えないと思いますが・・・」
と、お話されました。ご自分が病気を克服され、医師となられて、なお様々なことにチャレンジされようとなさっている、その精神力に驚き、また将来への人生の展望もしっかりと見据えて頑張っておられることに感動しました。
この会に参加されている方は、全く見ず知らずなのに、人には言いにくいようなことを良しにつけ悪しきにつけ、一瞬にして自分の本心を話される傾向があるようです。
一瞬の出会いだからこそ、その共有できる時間を大切にし、簡潔に自己表現や伝達をされるのでしょうね。そして、自分の思いを素直に率直に表現されます。実に、充実した時間です。
この健康学習の目的は、「自分が輝く」ことであり、そのためには「自分のありのままを伝える」ことから始まる。素顔の自分を前面に出すことで、より高まりの在る自分に変化していく。そして、思いを心のままに発する・伝えることで、人の心を動かし、人の胸を打つ。輝いている自分は太陽であり、人にエネルギーを注げる・振り撒く人になれる。これが、健康学習たる所以です。
たくさんの出会いの中で、いっぱいいっぱい教えていただくことばかりです。
健康学習の指導者の石川雄一先生(医師)から、次のメッセージをいただきました。
「自分の体験を、将来に向け、前向きに活かしていきたいものです。次の世代を
育成し、輝く未来を創造していく健康業界を、共に作り上げていきましょう。」
まず、新しいことに前向きに挑むことで、新しい輝く自分に出会える。
未来は明るい!!
チャレンジすることで、あなたもチェンジ!!
なんかアメリカ次期大統領のオバマ氏の言葉みたいやねぇ〜〜??