年３回恒例の父母親教室が、第１８回を迎えました！！・・・ということは、もう６年も続いているんですね。最初は、画用紙に絵を描いたり、歯の絵を動かしたりといろいろと工夫しながらやってきました。だんだん進化して、今はプロジェクターを使いこなし、パワーポイントで、画像を呼び出しながら、説明しています。ただ、毎回フッ素塗布の話が出てくる時に、「百聞は一見に如かず」ということで、フッ素ジェルの効果を目の前でお見せしています。

今回も、この教室が始まる時に、茶色の卵の片側半分に、フッ素ジェルを塗布しておきました。そして、米山・石田衛生士の講話が終了した時に、フッ素ジェルをキレイに水で洗い流して、その卵を食酢に漬けます。すると、すぐに卵の殻が酢と反応して、溶け出します。フッ素を塗っていない方は、表面に泡が出てきて、反応して溶けているのが即座に分かります。参加していただいた父兄も、これを観て、フッ素の効果を納得していただいたことと思います。

フッ素コーティングしている側の卵の殻は、表面にフッ化カルシウムが形成されて、酸に溶けにくくなっています。そうでない側の殻は、「脱灰」と言って、酸に溶けてしまいます。お口の歯垢の中の虫歯菌によって酸が形成され、それによって歯の表面が脱灰される状況と同じです。結果は、ご覧の通り・・・うわぁ〜〜！！

日焼けした肌の皮が一層ペリペリと剥けてしまったように、ちょっとツルツルの・・・
「ゆでたまご」ならず、「はげたまご」になってしまいましたぁ〜。（笑）
いつも白い卵を使用していたので分からなかったのですが、今日の産物はちょっと面白かったですね。
面白いといえば・・・
今日の講話をしている間、参加されているお子さんの子守りをしていたウチのスタッフです。

全員独身ですが、今日は「一日ママ」ということで、ママ友のマネごとをする・・・
「ママたまご」になりましたぁ〜♪
それぞれが早く「孵化する」ことを願っています。（微笑）