朝に、バケツをひっくり返したような、にわか雨があった今日・・・
突然に晩ご飯を食べに出かけることになりました。昨夜も、近隣のいこい食堂へ行ったばかりなので、「今夜はグランフロントへ行こう!!」と決めました。スタッフ4人を連れて、目指すはシチリア料理「タオルミーナ」です。
ハワイで人気のお店で、シチリア料理のトラットリアとして、日本初上陸なのだそうです。入ってみると、前菜がいっぱい並んでいます。とっても美味しそう~~♪
早速に、本日の「日替わり8品」を頼んでみました。
「アッサジーニ」と呼ばれる小皿料理がいっぱい出てきました。スペインの小皿料理「タパス」とよく似ている感じです。店長さんに尋ねてみると・・・
「ふつう、イタリア料理では小皿料理はないのですが、シチリアは地中海料理で、いろんな国の食べ物が融合したような料理になっています。だから、スペインとイタリアが混じったような独特の料理となっているのでしょうね。」
どれもオリーブオイルを使った、ほんとに「タパス」みたいな感じです。主人は、烏賊のバジルオイルがお気に入り。シチリアのもちもちっとした揚げパンも珍しいですね。
シチリア名物のライスコロッケ「アランチーニ」は、中身のチーズがじゅわっと口の中で広がります。
南イタリアの包み揚げピザ「ピッツァ フリッタ」は、大きな揚げぎょうざみたいです。アツアツが美味しいですね。
スパゲティーを3品。「浅利と白ワインのスパゲティー」「パンチェッタと茄子のトマトスパゲティー」「絶品 塩水ウニのスパゲティー」。それぞれを6人で取り分けていただきました。
私的には、まったりとしたクリーミーなウニのスパゲティーが美味しかったです。店長曰く、
「クリーミーだけれど、クリームは一切使っていないんです。塩水ウニと塩だけで、あんなにマイルドな味になるんですよ。僕も驚きました~。」
最後に、リゾットが食べたいので、「海老とリコッタチーズのリゾット」を注文。
これも、海老の濃厚スープの味わいに、チーズがボリュームを持たせていますが、レモンの酸味が効いた感じで、意外にさっぱりとして食べやすい美味しさでした。
イタリアには3回旅行していますが、シチリア島には行ったことがありません。長靴の形のイタリア半島のつま先のところにある、地中海最大の島です。今日の料理から感じられるのは、田舎料理というより、もっと開放的な南国料理という感じでした。ハワイ・ワイキキが本店というので、ハワイアン感覚が混ざっているのかもしれませんね。
また、いつかシチリア島やマルタ島に行ってみたいと思います。大阪に居ながらにして、海外の味を楽しめるのも嬉しいですね。
“フロント”は 食のリゾート 異邦感
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