私達が日本口臭学会に行っていた２日間に、当院の新人スタッフ達が、大阪府歯科医師会の受付秘書養成セミナーに参加してくれていました。その「お疲れ様会」をしようと思っていたところ、たまたま治療に来られていた、宮崎料理「万作」の店長・梶川さんのおススメで、同じグランフロント大阪８Fのワインバー「チャオ・ナチュレ」に行くことになりました。

グランフロント大阪南館までは、診療所から裏道を通って、自然公園を散歩し、約10分で到着しました。入り口では、梶川さんが待ってくださっていました。早速に全員で写真撮影。

「雨が降らなかったら、テラス席のほうがムードがあっていいですよ。」と聞いていましたが、おかげさまでテラス席に案内していただきました。
「わぁ～～！！ステキですね♪」とってもムードのあるテラス席です。

グランフロント大阪から見る夜景です。いつも大阪方向ばかり見ているので、中津方向を見るのは久しぶりな感じです。料理は、梶川さんにお任せしたので何が出てくるのか、楽しみです。

まずは、おススメの白ワイン。イタリアのトスカーナ地方（州都フィレンツェ）のものだそうです。サッパリとして、ちょっと甘味のあるフルーティなワインです。

まず、アンチョビポテトが出てきました。ちょっと風変わり・・・だけど美味しい。

次は、ムール貝の白ワイン蒸し・バケツ盛りです。可愛いバケツに入っていて、おしゃれ～。

シェフ自ら持ってきてくださった前菜の盛り合わせ。
生ハムや生野菜の色取りがゴージャス感あふれていますね～。

みんなでひとつひとつを味見させていただきます。食べるのに夢中で、セミナーの話を聞こうと思っていたのですが、それどころではありません。（笑）

そして、チャオ名物の、大盛りのポパイサラダ、さらに、ホロホロ鶏の骨付き丸ごと唐揚げの登場です。「うわ～～っ、美味しそう～♪」と、思わず叫んでいます。

この時点で、ほとんど満腹状態ですが、パスタを食べたいので注文しました。シェフが、アサリの変わりにムール貝を使ってくださった、ムール貝・ビヤンコです。オリーブとムール貝の旨味がパスタに絡まって、とても絶品でした。

お腹も会話も満足し、テラスの眺めを楽しもうと、ふと見上げると、グランフロントビルの明かりが、大きな行燈のように見えます。おぼろ月夜も手伝ってムードも満点。

開放感もあり、ちょうどいい気候で、言うことなしのいい気分です。３人のスタッフも大喜びでした。
梶川さん、シェフ、ごちそうさまでした。

帰りは、中津まで歩きます。途中で・・・あれ、あれ？？？
若い女の子が、「ドドドドド」と書いたストッキングをはいているではありませんか？！思わず、撮ってしまいました。（笑）

いろんな流行があるものだと感心しながら、また、そんな時代に付いていけない「時代遅れ」の年代になっているのも痛感しながら、帰ります。

グランフロント裏側の自然公園の小さな池では、けたたましく鳴く蛙の声に癒されます。懐かしき幼少の頃の、田舎の田んぼ道で鳴いていた蛙と、全く変わりが無いことに安堵します。自然のものよ、来たれ！！（チャオ・ナチュレ）

朝は蝉　夜は蛙の　静の音