いつごろか分かりませんが・・・最近のOLは昼食後にすぐ歯磨きをするそうです。過去の統計では、1970年代に70%の方が起床直後に歯を磨いていたのですが、2000年ごろから3割弱に減少したそうです。逆に朝食後が7割近くにまで増えました。合わせて昼食後も1割弱から3割にまで増え、「1日に3回以上磨く方」が4割以上になっています。
女性のこうした行動は「白い歯へのあこがれ」や「口臭が気になる」など、多分にテレビの影響を受けていると思われます。ポイントは「食後」のようです。
歯周病や虫歯の予防という点においては、起床直後と寝る直前の歯磨きが有効ですが、食後はどうなのでしょうか?これには「しなければならない説」と「しなくてもよい説」とまっぷたつに別れています。
しなければならない派
:食後は口内の微生物の活性が高くなし口臭が発生しやすくなるから
しなくてもいい派
:食後は唾液がたくさん分泌されていて、消化を助け殺菌する作用がある。歯磨きをすると、この唾液の働きをかえって失ってしまう。唾液は口臭を防ぐ役目もあるのに・・・
しなければならない派2
:食後は口の中の細菌が爆発的に増殖します。食べカスが残っていると、それだけで細菌が増殖し、不潔な状態になるので、取り除くために歯磨きは必要!
しなくてもいい派2
:食後に残っているのは「食べカス」であって、プラーク(歯垢)ではない。プラークの形成には24時間くらいかかりますので、すぐ歯磨きをしても意味はありません。
結局どちらなのでしょうか(笑)
ただ、どちらにも言えることが「食べカスはとった方がいい」ということと「界面活性剤入りの歯磨き粉は使わない方がいい」ということです。
当院では、「つまようじ法による歯磨き指導」と口臭を防ぐ歯磨剤「エクセレントブレス」をオススメしております。お気軽にお問合せください。
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