不規則な生活をしている友人がすっきり小顔!
一方で自分の顔はいつも以上にパンパン(夕方まで)。
という経験はありますか?
むくみは、血管と細胞の間にある細胞間液が急激に増えることで起こります。アルコールの飲みすぎ・深夜の汁ものなど、単純に体内の水分量が増えることが原因です。ただ、問題はそれが常習化してしまうことなのです・・・
細胞間液の役割は、血液によって運ばれる栄養を細胞に引渡し、細胞やリンパ管に溜まった老廃物を静脈に引き渡すというもの。静脈やリンパ管は筋肉のポンプ作用によって収縮し、その力によって血液や老廃物を運搬しています。ところが、運動不足などによって筋力が衰えると、運搬能力が衰え老廃物が滞留しやすくなってしまうのです。
という訳で、顔のむくみの最大の原因のひとつは「ものを噛む時に動因される筋力の低下」にあると言えます。頬には咬筋を中心とする大きな咀嚼筋があり、この周辺には細かい静脈が複雑に入り組んだ部位があります。リンパ管もまたこのエリアに集中しています。リンパ管によって運ばれてきた老廃物は、普通ならココで静脈に引き渡されるのですが、咀嚼筋のパワーが弱いと、老廃物がこのあたりで停滞してしまうのです。
昔の子供のおやつと言えば堅焼きせんべい・非常食と言えば乾パンでしたが、現在ではおやつは生チョコ・非常食は加工食品やゼリー飲料・・・これでは咀嚼筋は衰える一方です。表情筋のトレーニングと共に、食事の時によく噛むクセをつけておくことが重要です。ガムを噛む・干し魚や煮干しを食べる・玄米御飯を食べてみるなど、普段から歯ごたえのある食材を積極的に取り入れるのもオススメです。
また、小顔化を阻む「顔の下垂」についても触れておかねばなりません。
これは、表情筋の衰えの他、首や肩の筋肉が硬くなってしまうことも原因になります。運動不足などで筋肉が硬くなると脳との連携が悪くなり、この状態が長引くと結果的に脳の老化が進み、代謝機能や肌の老化が促され、顔は垂れ下がってしまうのです。
これを解消するには、顔のマッサージはもちろん、首や肩のストレッチ、適度な運動習慣が必要です。
ぜひ実践してみて、小顔化計画を進めてください!
|