2009年1月号

かみ合わせで起こるカラダの不調

カラダの不調

以前に掲載した「顎関節症」で、かみ合わせの異常で顎に負担がかかり顎関節症が発病するとご紹介しましたが、その他にも肩こりや頭痛、首や背中の痛み、手足のしびれ、耳鳴りなどの様々な不調を引き起こします。

なぜ不調が引き起こされるの?
顎の位置は、筋肉と神経との協働作業によって決められています。また、上下の歯のかみ合わせによっても調整されています。この顎の位置がちょうど良い場所にないと、かむ時に歯が欠けたり、筋肉が過度に緊張したりして、顎の関節に無理な力が加わります。それが原因で首や肩の筋肉にも悪影響を及ぼし、肩こりや頭痛、首や背中の痛み、自律神経失調症などを引き起こすことがあるのです。

肩こりや頭痛、首や背中の痛みなど、原因のはっきりしない症状が出た場合は、まず内科や整形外科などで診てもらうことをお勧めします。
しかし、それでも改善しなければ、歯科医院でかみ合わせの検査をしてみてください。