2022年6月号

ストレスが招くお口のトラブル

悩んでいる人が多いとされるお口のトラブルに、実は心理的なストレスが関係していることをご存知ですか? 過度なストレスは心身にさまざまな不調を与えますが、中でもお口はストレスの影響を受けやすい部分です。

ストレスによるお口のトラブル&原因別対処法

-食いしばりや歯ぎしり-

過度なストレスにより食いしばりや歯ぎしりが繰り返されると、顎の関節が正しい位置からずれる「顎関節症」になったり、顎の痛みや肩こりなどの原因にもなります。

【対策】


何もしていない時に強く噛み合わせていないか、歯と歯を当てていないかなどを常に意識することが大切です。もし食いしばりや歯ぎしりによる痛みが出た場合は、筋肉の痛む場所を中心にストレッチをして、筋肉をリラックスさせましょう。

-口臭-

唾液には、口腔内の細菌の増殖を抑制する効果があります。このため、ストレスによって唾液が出にくくなると、口腔内の細菌の活動が活発になって口臭が発生しやすくなります。

【対策】


口臭や口の渇きが気になる場合は、ゆっくりよく噛んで食事をすることを心掛け、唾液を分泌させましょう。

-歯周病 –

過度なストレスは免疫力の低下を招き、歯周病の進行を早めます。また、食いしばりや歯ぎしりによって歯や歯茎に力が加わることで、歯周病が重症化しやすくなります。

【対策】


歯周病菌の原因となるプラークを取り除くため、起床後、昼食後、就寝前の歯磨きは最低限欠かさずに。歯ブラシのヘッドの大きさや毛先の硬さなどは、自分に合ったものを選びましょう。

-むし歯 –

過度なストレスによって交感神経が働くと、粘性の高い唾液が分泌され、酸によって溶けた歯の表面が修復しづらくなり、むし歯になりやすくなります。

【対策】


ジュースや炭酸飲料など、酸性の飲み物は控えましょう。また、洗口液やデンタルフロスによって歯ブラシが届きにくい部位のケアをすることもオススメです。
ストレスの少ない暮らしをめざしましょう!
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