2022年9月号

抜けた歯を放っておかないで!

歯が抜けてしまったまま特に問題がないからといって放置してしまうと、お口の中がバランスを崩し、見た目や噛み合わせはもちろん、様々なトラブルが起こる可能性があります。放置せずに、必ず歯科医院を受診しましょう。

抜けた歯を放っておくと、こんな悪影響が…

-噛み合わせが悪くなる-

抜けた歯の両隣の歯が移動したり、傾いたりするので、噛み合わせが悪くなります。

-顎関節症を引き起こす-

噛み合わせが悪くなると、あごの関節に負担がかかり口が開けづらくなったり、顎関節症になることが。

-歯が伸びる-

抜けた歯と噛み合っていた歯が支えを失い、空いたスペースに伸び出てきてしまいます。

-見た目が悪くなる-

前歯などが抜けたままだと喋ったり笑ったりした時の見た目の印象があまり良くありません。

-老け顔に見える –

噛む力が衰えるため顔の筋力が低下し、しわやたるみが増え、ほほが下がるため、老け顔に見えてしまいます。

-むし歯や歯周病になる-

歯並びが悪くなるため、歯磨きがしづらく、磨き残しが多くなって歯垢が溜まり、むし歯や歯周病になる危険性が。

-他の歯ももろくなる-

残りの歯に余計な力がかかることによって、健康な歯に負担がかかり、他の歯の寿命に影響します。

-内蔵に負担がかかる-

食べ物をよく噛み砕かずに飲み込むようになるため、内臓に負担がかかり消化吸収も悪くなります。

-脳への刺激が低下 –

噛む力が衰えることで、脳への刺激が低下し、脳が活性化されなくなって認知症の原因の一つとなります。

-発音が悪くなる-

歯のすき間から空気が抜けて発音が悪くなり、会話がしづらくなる可能性があります。