2024年9月号
健康寿命を延ばすヒントは口にあり!正しい歯磨き習慣でオーラルフレイルを予防しよう
高齢化が進むなか、健康寿命を脅かす原因として「フレイル」が問題になっています。
フレイルとは、加齢により心身が衰えて虚弱になった状態のこと。飲み込みにくい、会話がしづらい、むせるなど、口の機能の衰えを『オーラルフレイル』といい、これが全身のフレイルにつながることがわかっています。まさに、老化の始まりは口から、なのです。
オーラルフレイルによって噛む、飲み込むなどの口腔機能が低下すると、しっかり噛まなければならない肉や、食物繊維が豊富な野菜を避け、軟らかいパンなど炭水化物中心の食事になりがちです。それによってたんぱく質などが不足し、筋力が低下したり骨が弱くなったりして歩けなくなることで、生きがいを失いやがて寝たきりに…というリスクが高まるといいます。些細なことでも口の不具合を放置するのは禁物。早い段階から口腔ケアをして、噛む力や舌の筋力の低下を防ぐことが大切です。
フレイルとは、加齢により心身が衰えて虚弱になった状態のこと。飲み込みにくい、会話がしづらい、むせるなど、口の機能の衰えを『オーラルフレイル』といい、これが全身のフレイルにつながることがわかっています。まさに、老化の始まりは口から、なのです。
オーラルフレイルによって噛む、飲み込むなどの口腔機能が低下すると、しっかり噛まなければならない肉や、食物繊維が豊富な野菜を避け、軟らかいパンなど炭水化物中心の食事になりがちです。それによってたんぱく質などが不足し、筋力が低下したり骨が弱くなったりして歩けなくなることで、生きがいを失いやがて寝たきりに…というリスクが高まるといいます。些細なことでも口の不具合を放置するのは禁物。早い段階から口腔ケアをして、噛む力や舌の筋力の低下を防ぐことが大切です。