2024年12月号
医療費控除を活用しよう!
医療費控除は、自分や生計が一緒である家族(仕送りをしている家族も含む)のために1年間(1月1日〜12月31日)で10万円以上の医療費を支払った場合に適応されます。医療費控除を受け取るためには、確定申告で申告する必要があります。税金をより多く払っているほど還付金が多くなるため、夫婦共働きの場合には収入の多い方が申告するのがお得です。
歯科の場合、自由診療となるセラミックの被せ物、インプラント治療、精密歯科治療、高性能な入れ歯などは医療費が高額になり、医療費控除を申請すれば結構な金額が戻ってくる可能性があります。さらに、医療費控除により翌年度の住民税も安くなる場合があります。
医療費控除の対象
医療費控除の対象となるものとして、医療機関でかかった医療費に加え、薬局で支払った薬代、通院にかかった交通費(原則、公共交通機関)なども含まれます。