2025年7月号
毎日20分の口腔ケアで脂肪を増やす悪玉菌をやっつける
歯周病の原因となる悪玉菌が、全身をめぐって筋肉の代謝機能を低下させ、筋肉の脂肪化が促進してしまうことがわかっています。
代謝機能を衰えさせないために、どのような工夫をすればいいでしょう?
今日から実践できる、簡単な習慣をご紹介します!
代謝機能を衰えさせないために、どのような工夫をすればいいでしょう?
今日から実践できる、簡単な習慣をご紹介します!
飲み物には「緑茶」を選ぼう!

緑茶に含まれる茶カテキンは、血糖値の上昇を抑えて、糖の吸収を抑制してくれます。そしてエネルギーとして脂肪を消費し、体脂肪を減らすのを助けてくれるため、食事のお供におすすめです。食間・食後だけでなく食前に飲むとより効果的。
さらに、お茶の中でも、フラボノイドなどの抗酸化物質が最も多く含まれているのがこの緑茶。冠状動脈の炎症を抑える効果が期待できます。
ペットボトルのお茶やティーバッグでも構わないので、自分に合った緑茶を見つけて、飲むことを習慣づけましょう。
舌をできるだけ出して磨く

舌の筋肉は全身の筋肉と相対関係にあり、舌の筋肉が弱ると全身の筋力が衰え、代謝が落ちてしまうといいます。歯磨きはもちろん、舌磨きも加えた口腔ケアを習慣にしましょう。
1日1回、舌ブラシを使って舌を磨くのがオススメ。磨く際には舌をできるだけ出すこと。舌の筋肉が衰えてくると舌を出すのが難しくなるので、筋肉の状態をチェックすることにもなります。
手順は次の通り。まず、ぬらした舌ブラシを中央よりやや奥に置いて、手前にかき出すようにしてやさしく10回こすります。舌の左右も同じように10回程度こすります。ごしごし強くこすってはダメ。舌の表面が傷つくので注意しましょう。