2025年11月号
親知らずはいたずら好き?
01.磨けません

どんなに一生懸命磨いても、物理的に歯ブラシが届かない箇所があります。
そのため汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病になるリスクが高いです。
02.むし歯になる
親知らずは非常にむし歯になりやすいため、隣接する歯を道連れにむし歯にしてしまうリスクが高いです。03.炎症を起こす
親知らずが斜めや横向きに生えていたり、歯肉が被ったままになっている場合は、炎症を起こしやすいです。04.歯周病の原因となる
親知らずの周りに汚れが溜まることで、手前の歯を支える骨が溶け、歯周病になりやすいです。05.口臭の原因となる

親知らずの周りに溜まった食べカスが発酵し、口臭の原因になります。また、歯肉に膿が溜まっている場合も臭いのもとになります。
06.歯肉を噛む
噛み合わせの親知らずが生えていない場合、向かいの歯肉や、頬の粘膜を噛んでしまい、腫れや炎症の原因となります。07.手前の歯の根を溶かす
親知らずが手前の歯に食い込むように生えていると、手前の歯の根っこが溶けてしまうことがあります。08.歯並びを悪くする
親知らずに押された歯が移動し、歯並びに悪影響を及ぼします。09.顎関節症になる

親知らずによってあごに負担がかかると、あごの関節が痛む、口が開けにくくなるなど、顎関節症の症状があらわれます。


