2026年6月号

フッ素配合ハミガキ(歯磨剤)とは

フッ素の働き

フッ素配合の歯磨剤は、高いむし歯予防効果が確認されています。

01.歯質の強化

歯を溶かす酸に強く、むし歯になりにくい強い歯に育てます。

02.再石灰化を促進

歯から溶け出したカルシウムなどを元に戻りやすくします。初期のむし歯であれば、治療をしなくてもフッ素だけで治る可能性があります。

03.むし歯菌の働きを抑制

むし歯の原因となるむし歯菌を弱体化させ、産生する酸の量を減らします。

【年齢別】1回の使用量・使用方法

年齢 使用量の目安 フッ化物濃度 使用方法
0〜2歳 米粒程度 (1〜2mm程度) 1000ppmF (製品では900〜
1000ppmF)
  • 就寝前を含め、1日2回は歯磨きをしましょう。
  • 1000ppmFの歯磨剤をごく少量使用します。
  • 歯磨き後はティッシュなどで軽く拭き取ってもOKです。
  • 歯磨きについては、歯科医院でアドバイスを受けましょう。
3〜5歳 グリーンピース程度 (5mm程度) 1000ppmF (製品では900〜
1000ppmF)
  • 就寝前を含め、1日2回は歯磨きをしましょう。
  • フッ素効果を得るため、歯磨き後のうがいは不要です。
  • うがいをしないことに抵抗がある場合は、少量の水で1回(5秒間)だけすすぎましょう。
6歳〜成人・
高齢者
歯ブラシ全体 (1.5〜2cm程度) 1500ppmF (製品では1400
〜1500ppmF)
  • 就寝前を含め、1日2回は歯磨きをしましょう。
  • フッ素効果を得るため、歯磨き後のうがいは不要です。
  • うがいをしないことに抵抗がある場合は、少量の水で1回(5秒間)だけすすぎましょう。
  • チタン製歯科材料(インプラントなど)を使用していても、ご自身の歯がある場合はフッ素配合の歯磨剤を使用しましょう。
(4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法 2023年1月/日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会)

使用時の注意点

1回の使用量が少なすぎると効果が薄れてしまいます。フッ素をなるべくお口の中に残すため、歯磨き後の飲食は最低30分控えてください。