2026年9月号

食いしばりにはマウスピース

スポーツだけじゃない!食いしばる人の歯を守る「マウスピース」

マウスピースを付ける女性 マウスピースというと、スポーツやトレーニング時に使うものをイメージする方も多いのではないでしょうか。実はマウスピースは、スポーツだけでなく、歯ぎしり対策や顎関節症、食いしばり予防などにも効果があります。
「ただ噛みしめる癖があるだけ」と思っていても、実はこの癖が歯のすり減りや顎関節症の原因になっていた・・・ということも。そのまま放置すると、歯が割れたり、詰め物が取れやすくなったり、首や肩のコリ、頭痛を引き起こすこともあります。
こうした悪影響を防ぐ手段のひとつが、マウスピースの装着です。マウスピースを装着することで、歯の摩耗や破折を防いだり、顎関節への負担を軽減する効果が期待でき、睡眠中や運動時など目的に応じて使用できます。
睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが強い方には、睡眠中に装着するマウスピースがおすすめです。歯科医院では睡眠中用の保険適用のマウスピースも扱っています。
ただし、マウスピースを装着したからといって、歯ぎしりや食いしばりそのものが完全になくなるわけではありません。それらの原因には、昼間の癖やストレス、睡眠中の姿勢なども影響しています。また、起きている間の歯ぎしりにも注意が必要です。
マウスピースで保護しながら原因を探り、根本的な改善を図っていくことが大切です。歯科医師の指導のもと、目的に合わせて正しく活用しましょう。