2002年4月号

食事のたびにミニ虫歯?!~間食回数を減らしましょう~

ミニ虫歯とは

ミニ虫歯菌

食後等で口の中に砂糖がわずかでも入ると、菌がはたらいて乳酸をつくり1分もしないうちに、歯の表面をかなり強い酸性にかえます。歯の主成分のカルシウムは金属ですから、酸がきついと溶け出す性質があるため、乳酸の酸で溶け始めます。でも唾液は弱アルカリ性ですので、だまってはいません。酸を中和しますので、エサの砂糖も底をついてしまいます。よって歯のカルシウム溶出は、砂糖の供給が終われば30分ほどで終了します。とはいえ、歯の表面のカルシウムは、砂糖がはいってくるたびにちょっぴり溶出し、目に見えない小さな虫歯ができてしまうのです。これをミニ虫歯と呼びます。

ミニ虫歯ができると・・・

唾液には、カルシウムがたっぷりと含まれています。弱アルカリ性に戻ると、このカルシウムが自然に歯の表面に沈着してしまいますが、3時間もあればできたミニ虫歯の穴は再沈着ですっかり修復されます。ということは、食後3時間空けずにまた食事をとると、修復が間に合わずにミニ虫歯がじりじりと拡大していきます。これがそのうち目に見える大きさに成長して虫歯になってしまうのです。

ミニ虫歯を防ぐためには

ミニ虫歯ができると・・・
  • なるべく食事の間隔は3時間以上あけましょう
  • 糖分を含んだ食べ物は控えめに
  • 食後の歯磨きはかなり効果的です。