2007年1月号
歯ぐきを指でマッサージ
歯周病が劇的に改善し失いかけた歯を残せた人続出!
マッサージを行うと静脈の血液が心臓に戻るのを助けます。つまり、静脈の血液循環を促進し、滞っている不純物を排出するわけです。少しの刺激でそういう効果が得られるのです。日本人は歯周病のために中年以降に歯を失う人が多く、80歳で自分の歯を20本以上持っている人はわずかに約15%しかいません。ちなみに通常は、永久歯の本数は、親知らずを含めて32本です。
マッサージすることによって、血管やリンパ液の流れを促進することができ、歯ぐきを活性化できるのです。歯や歯ぐきをを健康に保つためには、よくかんで食べることが大切です。また、毎日のブラッシングとともに、歯ぐきのツボマッサージをしましょう。人差し指を使って、歯と歯ぐきの境目(「齦頬移行部」ぎんきょういこうぶ)ぐき全体に行います。さらに、ツボがある歯ぐきと唇やほおの境目部分もマッサージしましょう。
歯ぐきのツボマッサージのやり方
~下準備~
●手をきれいに洗います
●爪が伸びてる場合は爪を切ります
- 歯みがきをして、きれいに汚れをとる
- 人差し指の腹を使って、歯と歯ぐきの境目と歯ぐき全体をゆっくりとなでる。
(下側の左奥から歯ぐきの中央まで3回繰り返す。下側の奥から歯ぐきの中央まで3回繰り返す。同様に下側右奥、上側左奥、上側右奥からと順に行う) - 同じように人差し指の腹で、上下の歯一本一本の歯と歯ぐきの境目(歯間乳頭部)を小刻みにこする
*歯周病の症状がひどい人は、一日3回、それ以外は一日1回行う。
*入浴中に行うのが特にお勧め。