2009年7月号

入れ歯の話(洗浄編)

入れ歯のお手入れ

入れ歯は汚れやすいので、こまめにお手入れをし、いつも清潔にしておきましょう。
清潔にすることで、病気を防ぎ、入れ歯を長持ちさせることができます。

入れ歯の汚れの種類

  • 総入れ歯
    • 歯垢
    • 細菌
    • タバコのヤニや茶渋
    • 食べカス など
  • 部分入れ歯
    • 歯垢
    • 細菌
    • 食べカス など

入れ歯のお手入れ
入れ歯は必ず口から外し、入れ歯専用の製品を使って洗浄してください。代表的な洗浄方法としては、水の中で発泡する洗浄剤につけおきする「つけおき洗浄」と、ブラシなどで入れ歯を磨く「ブラッシング洗浄」があります。目に見えない細菌などの汚れも付着していますので、しっかりと取り除きましょう。

※入れ歯の乾燥を防ぐために、長時間口の外に出しておく場合は必ず水につけておくようにしてください。

また、入れ歯の素材は高温により変形することがありますので、60度以上のお湯に浸したりかけたりしないでください。
入れ歯についたタバコのヤニ茶渋などは、なかなか落ちにくいものですが、やすりなどで無理に取ろうとせずに歯科医院でとってもらうようにしてください。

注意点
口内用の歯磨き粉で入れ歯を磨くと、傷がついてしまいます。口内用と入れ歯用の歯磨き粉は使い分けましょう。