2012年10月号
インプラント・入れ歯・ブリッジの違い
![インプラント・入れ歯・ブリッジの違いとは](/blogs/wp-content/blogs.dir/2/files/2012/10/201210.gif)
「歯が1本無くなった。さあ、どうしよう?!」
抜けたまま放置すると、噛みにくいだけではなく、その隙間を埋めるように歯が寄ってきて、歯並びや噛み合わせが歪んできます。
自分の歯を失った時の治療法として関心が高まっている「インプラント」。他の治療法として広く行われている「入れ歯」や「ブリッジ」との違いについて、簡単にまとめました。
![インプラント](/blogs/wp-content/blogs.dir/2/files/2012/10/201210_title_implant.gif)
歯が抜けた部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。
長所
- 周囲の歯に負担をかけない
- 固定されているので、自分の歯と同じようにかめる
短所
- 自由診療なので、費用の負担が大きい
- 治療期間が長い
- 骨の状態によっては、できない場合がある
- 医療機関によって技術レベルに差がある
![入れ歯](/blogs/wp-content/blogs.dir/2/files/2012/10/201210_title_ireba.gif)
人工歯を他の歯に金具で固定する治療法です。
長所
- 取り外しができる
- 健康な歯を削らなくて良い
- 保険適用なので、費用が安め
- 治療期間が短い
短所
- 支えている歯が歯周病や虫歯になりやすい
- 食べ物を食べづらく、食感が悪い
- しゃべりにくい
![ブリッジ](/blogs/wp-content/blogs.dir/2/files/2012/10/201210_title_bridge.gif)
抜けた歯の両隣にある健康な歯を削って、そこを土台に人工歯を橋のようにかける治療法です。
長所
- 治療期間が短い
- 保険適用なので、費用が安め
- 骨の状態が悪くてもできる
短所
- 支えている歯が歯周病や虫歯になりやすい
- 歯がない部分の骨がやせる
- ブリッジを支えるための両隣の健康な歯を大きく削る必要がある