2023年2月号

最適な歯周病治療をしてくれる「極上かかりつけ医」の見つけ方

厚労省の調査によると、50代以上の半数が歯周病になっているということですが、原因の一つが、歯周病に関する誤解が多いことでしょう。
「液体ハミガキ、うがい薬で歯周病は予防できる」、「歯肉マッサージで歯周病は治る」、「むし歯がないから歯周病も心配ない」。この3つは全て間違い。最も効果的な歯周病対策は、かかりつけ歯科医を持ち、正しい治療と予防を知ることです。
初期の歯周病は「歯肉炎」と呼び、この段階で正しい治療とケアを行えば完治できます。歯周病は歯科医院での治療だけでなく、毎日のセルフケアが大切なのですが、ある調査では8割の人に磨き残しが多いことがわかっています。例えば、右利きの人は、磨きづらい右側の裏にプラークが残る傾向があります。それを自覚してセルフケアをすると、かなり改善されるはずです。

かかりつけ歯科医を見つける3か条

1.正しいセルフケアを徹底的に教えてくれる

歯科衛生士のイラスト 鍵を握るのは歯科衛生士。歯ブラシの選び方から使い方まで、熱心に指導してくれる歯科衛生士と出会うと、飛躍的にセルフケアの質が向上して、歯周病が改善されるはず。

2.診断と対策(治療)を歯科医が丁寧に説明してくれる

歯科医師のイラスト 治療でいくつか選択肢がある場合、各々のメリットとデメリットを示してくれる歯科医を選びましょう。

3.安易に抜歯を勧めない

抜歯のイラスト 歯が揺れたら、すぐに抜歯を勧める歯科医はやめましょう。ケースバイケースですが、しっかりとした歯周病治療で改善する場合もありますし、現在では歯周組織を再生する技術も普及してきました。
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