2023年1月号

あてはまったら受診!「病気の兆候」

1.口が乾きやすくなった

眼も乾きやすいという場合はシェーグレン症候群という疾患の可能性、また全身疾患により引き起こされている可能性もあります。加齢によっても唾液の量は減少するので、病的な状態でない可能性もありますが、一度歯科を受診することをお勧めします。

2.歯茎にできものやイボのようなものができた

歯槽骨内での根尖性歯周炎の可能性があります。根っこの治療(根管治療)を既に行った歯でも、根尖性歯周炎を発症している場合があります。すぐに歯科を受診してください。
早期発見が最重要!
ここから始まる危険な菌の病

3.顎がカクカク鳴る、あくびをして顎が痛い、顎を開けにくくなった

顎関節症の可能性があります。顎関節症の治療も歯科の分野です。耳の痛みや頭痛などの症状にもつながりうるため、早めの対処をお勧めします。

4.朝起きたとき顎がだるい、肩が凝りやすい、頭が痛い

寝ているときや日常的な歯ぎしりや食いしばりが原因の可能性があります。意外と知られていませんが、歯ぎしりや食いしばりによる首や頭や顎への影響は大きく、それらは歯科治療で改善することができます。