2023年11月号

ゴルフ年齢を伸ばす「ゴルフ知恵袋」

歯周病に要注意!

ゴルフをいつまでも長く楽しくプレーできるゴルフ年齢を伸ばすためには、健康維持が必要不可欠です。それを考えるとどうしても生活習慣病に対しての注意喚起ばかりを意識しがちですが、実は日常的にもっと身近な口内環境を整えることが重要です。中でも、特に歯周病には要注意!

歯周病の恐ろしさ

正常:健康な歯肉、健康な歯槽骨。歯周病:歯垢・歯石、歯肉の腫れや出血、歯槽骨が溶け出す
歯周病は歯を支える組織が炎症を起こす病気で、放置すれば骨が歯を支えられなくなって抜け落ちてしまいます。ですから、歯周病は決して軽視できません。糖尿病や肺炎、心疾患などの発症の原因になるだけでなく、認知症も悪化させてしまうなど、さまざまな病気と密接な関係があります。歯周病は万病のもとといっても過言ではないということです。

悪影響はゴルフにも・・・

スイングにおいては思った以上に歯を噛み締めて打っています。歯周病によって歯が抜けたり、噛み合わせが悪くなったりして噛む力が弱くなると、力も入りにくくなって瞬発力が低下し、飛距離が驚くほど落ちてしまうことにもなります。ゴルフで人それぞれの特徴に合わせたレッスンプログラムが必要なのと同様に、歯もそれぞれ歯並びや口内環境が異なるので、フロスや歯間ブラシなどの使い方を歯科医から教わって歯周病を防ぎましょう。