顎関節症にリンパケア
最近、若い人にとっても多い「顎関節症」。
初診で訪れるいろんな患者さんの中に、歯の痛みもあるけど、
顎が痛いという方が増えています。
歯が痛いのを我慢して放置していたら、顎を開けるのが異常に痛くなってきた、もしくは、口を開けられなくなってきた、食べるときに噛むのがつらい・・・等々。
自分で食いしばっているのを自覚されている方もいらっしゃいます。
歯ぎしり、食いしばり、呑気症候群など・・・
無意識にしている「口の習癖」です。
こんな方は、いつもお口の周囲だけでなく、下顎を持ち上げて、顎関節の周囲の筋肉が懲り固まっています。
そんな方に、朗報で~~~す!!
名古屋の歯科医師・佐藤青児先生が考案された「さとう式リンパケア」で、顎周囲の筋肉を緩めて、顎関節の症状が消えていきます。
耳たぶから、まず、下顎を動かしている「外側翼突筋」を緩めて、次に、噛む筋肉「咬筋」を緩めます。さらに、耳から繋がっている腕を、くるくると後ろ回しにして、滞っている「リンパ間質液」を促して、リンパの流れをよくします。
すると、顎周りの筋肉が「ふわっふわっ」に柔らかくなって、顎の痛みやクリック音が徐々に消えてきます。ほんとに不思議なことです。
マッサージでもなく、ストレッチでも、ドレナージュでもありません。
「揉まない・押さない・引っ張らない・叩かない」
優しく撫でて、息を吐いてもらって、腕をそっと後ろに回すだけです。
アッという間に改善してしまうので、皆さん、逆に「あれっ?」と不思議な顔しかされません。でも、そのまま放置すると、また元に戻るので、自分の悪習癖を改善する試みをしていただきたい。改善の方法は、お伝え致します。
日常生活習慣の中に、間違っていることや気づかないことが一杯あります。
肩こりや片頭痛でお困りの方、是非、当院にお越しください。
リンパケアの講座は、当院3階で行っております。
先日も、患者さん3人とともに、当院に勤務してくださっていた歯科医の先生2人も受講してくださいました。ご自分のためにも、患者さんのためにも、是非リンパケアを広めていただきたいと思っています。
リンパケアセミナーのことに関しては、インストラクターの江上浩子までご連絡ください。