院長交代に伴う書類手続きに、大阪府歯科医師会へ行ってきました。
入り口に掲示されている文言が面白いです。
テーマ「歯と口から、人生は、変わる」
・冷奴すら、歯にしみる。
・無口なのは、シャイだからとはかぎらない
・おっぱい噛んだら、歯磨きしよう。
・話が噛み合わない。それ、噛み合わせの問題かも。
・はにゃらびで、はちゅおんが、かわりましゅ。
・はみがき方改革は、長時間化に賛成です。
・デンタルケアは、メンタルケアでもある。
・祖母の認知症、はじめに気づいたのは、歯医者さんでした。
・話す、食べる、笑う、たのしい事は、だいたい、口だ。
クスッと笑えて、歯と口の大切さに気づきますね。
皆さんも、何か一句浮かんだら、当院に報告してください。
by 江上浩子
先日、スタッフ同志で、歯石除去(スケーリング)の実践研修をしました。
歯科衛生士・プロとしてのテクニックの確認です。
実際にスケーリングしてもらうことで、患者さんの気持ちもよく分ります。
さらに、先輩に、的確なアドバイスももらえます。
亀井さんは、7年の実績があるので、実際にやりながら、
みんなに指導してくれました。
湯谷さんは、とても熱心にしっかりと実践状況を確認していました。
これからの本番活躍に期待しています。
理絵先生や婦長も、監修?の為にやって来ました。
治療室では、三浦さんが実際に歯科治療も受けていました。
治療を受けることも大切ですが、チェアで寝ている状況や口腔内の感覚を覚えておき、
患者さんの立場になって、いろんな視点を持つことが重要です。
日頃は、治療する立場なので、
逆転した立場を体感することで、見えるモノ感じるモノが違います。
ほんとに貴重な実践会であったと思います。
これからも、日々、当院患者さんのために、
いつも相手のことを感じながら、診療に携わってもらいたいと願います。
by 江上浩子
診療所から、「きゃぁ~~~?!」という大声とともに、
「お母さ~ん、見て見て~~!!」
と、大きな笑い声が聞こえてきました。
「ど、どうしたん??」
と、診療室内に行ってみると・・・
中1女子のお口が、真っ赤。
「歯垢染色したら、こんなに赤く染まったんで、ビックリ!!」
と、理絵先生。
「家で、さっき、ハミガキしてきたばかりと聞いたのに、
上の歯全体がプラークだらけ。
どんだけ、磨けていないか見てもらいたくって、お呼びしました。」
口を水で濯いでも、ほとんど染まったまま。
お母さんも大笑いしておられました。
磨いている「ふり」だけで、ほんとは磨けていないことが、
よく分っていただけたと思います。
彼女は、やっぱり虫歯4本ありましたよ。
本人には、勉強だけでなく、ハミガキにも「やる気」を出して、
丁寧に一本ずつ磨いてもらいたいと願います。
皆さんも、毎食後と就寝前と、きちんと磨いてくださいネ。
by 江上浩子
ぴっころきっず北区役所園の歯科検診に行ってきました。
保育園の検診記録係として付いていくようになって、
もうすでに3回目です。
良いお天気だったので、理絵先生も私も、
ビシッと日焼け対策!!
防寒対策とちがいますよ~😆
北区役所までの道のりで、理絵先生の自転車こぎのスピードが半端なく速いので、
今までは付いていくのがやっとでしたが、
今回はずいぶん慣れて、同じスピードで行けるようになりました。
ここでは1~2歳児7人でしたが、ひとりも虫歯がありませんでした。
歯列もよかったので、とても素晴らしいです。
最後に、検診記録をチェックして、気になる点を書き込んでおられる理絵先生。
検診終了後には、近くのぷららてんま市場に寄道し、
魚屋・肉屋・八百屋に寄って、スタッフの分まで、いっぱい買い物しました。
2年前には、理絵先生の買われる量が凄すぎて、
「どこで料理屋してるの?」というくらい・・・
肉を2㎏とかの単位で買われるので、ビックリしていました。
今回は、そういう買い物も慣れてきましたよ~♪
いつも室内にいるので、たまに外に出て働く機会もありがたいですね。
by 谷
今年度より、院長に代わり、私(江上理絵)が母校の中津小学校歯科校医に就任しました。
春期の小学校歯科検診は、毎年6月に3日間に分けて行っています。
年々、小学生の数も増えてきて、
今回は2年の3クラスと4年2クラスです。
教頭先生と保健の先生と軽く打ち合わせします。
2年生がやって来ました。
小学生の歯科検診は初めての桂川先生。
検診の様子を少し見学してから、始めていただきました。
小学生で嫌がる児は一人もありません。さすがです。
虫歯はずいぶん減少傾向にありますが、歯並びの悪い子が増えてきました。
食生活や生活習慣や姿勢によるものと思われます。
初めて見学と記録のお手伝いをした、
当院歯科衛生士の亀井さんと湯谷さんに、感想を聴かてもらいました。
by 江上理絵
<亀井さんの感想>
小学生は、歯の生えかわりの時期、乳歯と永久歯の配列が混在している「混合歯列期」です。
そんな中、歯科検診は「逆C型」の右上→左上→左下→右下と診ていきます。
理絵先生はそのスピードがメチャクチャ早くて、
付いていくのがやっとで、
ちょっとパニック状態になりました💦
生徒の人数も多くて、スラスラ診てあげないといけないので、先生も大変なのですね。
2年生で、「一度も歯医者に行ったことがない」という児童もいて、ビックリしました。
もちろん、歯には何の問題もなかったのですが・・・
4年生では、全体的に虫歯が結構あって、治療済の歯も多くありました。
虫歯Cといわれた児は、早く歯科にかかって治療して欲しいです。
全体的に虫歯は少ないですが、
歯列2(噛み合わせが上手くいっていない)の児童が半分くらいいた感じで、
これにもとても驚きました。
しっかりよく噛んでいないとか、お口ポカンで口呼吸をしているということですね。
私が小学校の歯科検診時には、めっちゃ緊張していたのを思い出しました。
今は、検診する側となったのですが、検診する人数も多いので、
児童の様子をじっくり観る余裕すらありませんでした。
次回から、少しでも余裕を持って記録し、観察していきたいです。
<湯谷さんの感想>
保育園に比べると、小学生になったら、駄々をこねる児は1人もいませんでした。
少しの年齢差で、こんな風に成長するのだととても驚きました。
混合歯列期の検診記録は、ほんとに難しかったです。
傾向的に、虫歯Cのある児は、お口の中にたくさん虫歯が見つかり、
連続的に「C」の記入がありました。
きちんと歯磨きができている児といない児の差が
くっきりと出ていました。
一般的に、1~2年生の親御さんは、未だずっと仕上げ磨きをしておられるのでしょうか?
2年生で、「こわい、ぬかれる~~!!」と言って、逃げるような感じの児も1人いました。
歯科で、一度怖い思いをしたら、脳裏に焼き付いているようです。
この検診のために、給食のあと、きちんと歯みがきをしてきたと聞いてビックリ!!
私自身が小学校の時には、学校にハブラシを持っていった覚えが全くありません。
予防歯科の指導が格段に良くなり、この10年間でめっちゃ進化しているなあと感心しました。
最近のお子さんのお口は、調理方法により
『食物をしっかりと良く噛んで食べる』=咀嚼(そしゃく)
をしていないため、
✿小児口腔機能低下症✿を招いています。
歯の衛生面は、昔と違って、格段に良くなり、
虫歯多発傾向者もほとんどおられませんが、
歯並びはちぐはぐになっている児が増えました。
歯並びが悪いのは、良く噛まないので顎の発育が促されず、
生えてきた永久歯が綺麗に並ばないためです。
さらに、「お口ポカン」と言われる口呼吸の児が増えています。
お口ポカンの児は、舌の筋力が低下し、上顎を持ち上げることができません。
口で呼吸するため、口唇閉鎖力も弱ってきています。
そこで、「りっぷるくん」の登場です!!
口唇閉鎖力を測定し、親御さんにも協力していただいて、
日常の舌習癖を改善するようにお伝えしております。
舌力と口唇閉鎖力が向上すると、歯並びも綺麗に整いますよ。
6歳から始める小児矯正Neo-Cap法も、理絵先生がされています。
幼児期に、早めにご相談してくださいネ。
by 亀井
千里ライフサイエンスセンターで開催された
「お口の健康ネットワークセミナー・基礎編」
歯磨き「つまようじ法」のセミナーを、3人で受講してきました。
ハブラシの刃先がV字型になっている「Vセブン」で磨くことにより、
歯と歯茎の間の汚れを取り除くだけでなく、歯茎もマッサージされて
血行が良くなり、歯周病の予防になるという歯磨き方法です。
講演①これからの歯周病学の行方
講演②歯周治療と継続管理におけるつまようじ法
講演③つまようじ法と巡りあって
一日セミナーですが、昼にはお弁当もでました。
最後に、ブラッシング体験実習があり、まずは磨いてもらってその体感を覚えます。
終わってからのホットタイムには、3人で喫茶に立ち寄り、デザートをいただきました。
本日の講師の先生方も院長のお知り合いばかりで、とても楽しく学ばせてもらいました。
✿セミナー重要ポイント&感想✿
<長崎>
①ハミガキを毎日きちんとする
定期検診に行くことで、80歳以上でも20本以上の歯を残すことができる
②ハミガキで血が出たとしても、1週間もすれば出なくなる
嫌がる人や痛みに弱い人には、柔らかいV7ハブラシを使用
子供もつまようじ法で磨ける
③ハブラシの仕方
手首から動かさず、薬指を揃えて、肘から動かす
奥歯は歯と並行に、前歯・小臼歯はハブラシの先端で磨く
④ハブラシの手入れ
キチンと洗って乾かす(24時間)・・・乾かさないとコシがなくなる
1日3回磨くなら、3本要る
取り替え目安は、1本で1ヶ月
⑤歯が少ない人は、認知症・要介護になりやすいし、転倒しやすい
⑥受診者の8~9割が歯周病に罹患しているので、
主訴の治療と並行して歯周病治療もする
メンテナンスが何よりも大事
<湯谷>
①予防歯科のゴールは、数値の改善だけではなく、患者さんのQOL(生活の質)向上である
②8020運動は、80歳で20本の歯が残ることが目標であるが、
その数字だけでなく、しっかり噛んで使うことができることが大切
③患者さんにブラッシング指導をする際は、「伝える」だけではなく「伝わる」ことが重要である
気持ちよさやすっきり感を実感して、継続してもらうことを目標にする
<三浦>
つまようじ法という言葉も、やり方も知っていたつもりですが、
実際に学んで、つまようじ法の成り立ち、正確な磨き方、患者さんへの理解を促す説明の仕方など、
いろんな新たな学びがありました。
歯磨きに積極的でない感じの患者さんの場合でも、
どういう風に導くかを教えていただきました。
年代、性別、性格、捉え方、生活習慣など、様々な違いはあっても、
それぞれの症例を診て、その方に合った方法で
うまく指導してあげることによって、劇的な改善がみられることも知りました。
「歯茎の状態も引き締まって、歯の動揺もなくなって、スッキリするし痛みもなくなってくる」
のを体感していただくことが、ほんとに大切なんだと思いました。
試供品としてV7ハブラシ3種類いただいたので、
自宅で試して使って練習しているところです。
患者さんに、このハブラシの使い方をお伝えして、
すぐに実践して行こうと思います。
ハミガキをして欲しい方は、是非お声かけしてくださいね!!
ご近所の保育園が毎年開催しているハロウィンイベント🎃
10/31当日に園児さんたちが、当院を含む中津界隈の施設に“Trick or Treat!”と
先生たちと一緒にお菓子を貰いにまわってきます。
事前に保育園より配布用のお菓子🍪は頂いているのですが…
せっかくなので歯医者さんを好きになってもらえる様、当院よりささやかな
プレゼントを用意。
子供用歯ブラシに歯磨き粉のサンプル、そして虫歯にならないガム…等々。
そのまま渡すのも味気ないので、ラッピング🎁
ハロウィンカラーのリボンを付けた個別包装と、代表のお子さんに渡す用の大きめ包装。
歯医者っぽいラッピング思いついた~♪
コピー用紙を折りたたみ、歯の形にチョキチョキ✂
連なる歯くん完成🦷
ついでに色んな表情をつけてみました(๑’ᵕ’๑)⸝♡
あとは透明セロファンに包んで…リボンがけ🎀
じつはこのセロファン、メール便などが入っていたもの(笑)
リボンも頂き物のラッピングについていたものをリサイクル♺
ついでに色画用紙も以前使った際の切れ端だったり…。
エコを追求した実質ゼロ円ラッピングの完成です✨
あ!どれもキレイに保管していたものなのでご安心をʕ•ﻌ•ʔฅ✨
お菓子にはかなわないかもしれませんが、歯医者さんSETも
喜んでくれると…嬉しいな♪
BY:ムネチカ