今年も、大阪市立中津小学校の歯科検診が始まりました。

最近は、中津地域に高層マンション等がたくさん建ってきて、
児童の数がどんどん増えています。
各学年とも3クラスになり、検診もちょっと大変になってきました。

落合先生も、学校検診は初めての経験ということで、
「なかなか無いチャンスをいただけて、嬉しいです♪」
と、前向きなお返事をいただき、とてもありがたいことです。

今日は、急遽、新人の歯科衛生士に検診記録をお願いしました。

ふたりとも、先日、中津保育園に行ったばかりで・・・
大丈夫かな?と心配しましたが、
記録しているうちに、ちょっと慣れてくれた感じで、
なんとかこなしてくれていました。

ピカピカの1年生は、やっぱり初々しくてカワイイですね。

by 江上理絵

<DHオオタニ>
今日は、検診の補助として中津小学校へ、同行させていただきました。
保育園にも行かせていただき、今回2度目の検診でしたが、
記録するのは、全く初めての経験で、
理絵先生の検診スピードに付いていくのがやっとでした。
また、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期のため、
記入するのもややこしく、かなり苦戦しました。
私の幼い頃、歯医者嫌いでは無かったので、
検診の際に緊張した記憶はあまりありませんが、
今回は、緊張してなかなかお口が開けられない児もいたので、
もっと声掛けが出来たらよかったかな?と反省しました。
あまりに記録が大変で、じっくり観察することもできず、
次回からは、もう少し余裕を持って記録していきたいなと感じました。
歯のほうは、全体的に虫歯は少なかったのですが、
歯列不正の児童が多いという印象を持ち、
日々の口腔習癖や、今の食生活習慣が、
歯並びに深く影響しているのだと分かりました。
歯並びに悩まれておられる患者さんや、
お子様の将来の歯並びに悩まれておられる親御さん達に
少しでもアドバイスや説明ができるように、
日々精進して勉強に励みます!!

<DHウエシマ>
小学校の歯科検診は、初めての経験です。
1年生は、混合歯列期で歯が抜けている児や、乳歯が揺れている児がたくさんいました。
3年生は、前年度の歯科検診の結果と比べてみると、
要観察歯COや齲蝕C1が増えていました。
検診記録用紙にも、「矯正中」とか「歯列不正」の印が押してあり、
結構、歯列不正の児が多かったように思います。
私が小学生だったの時の検診では、皆がもっとガヤガヤ、ガサガサして、
先生に叱られていた記憶がありますが、
1年生も3年生も、温和しく静かに待っていたので、驚きました。
また、1年生は、全員が「1年○組○○です。」と名乗ってくれたので、
とても記録しやすかったです。
担任の先生のご指導が素晴らしいですね♪
SPTとは、歯科用語で「歯周病安定期治療」Supportive Periodontal Therapyの略です。
歯周病の治療をし、「病状安定」となった歯周組織を維持するための「治療」のことで、
一般的な歯のメンテナンスとは違っています。
今回は、歯科衛生士のための「SPTトレーニングコース研修」を
受講させていただきました。

衛生士が、スムーズに患者さんの歯石除去を行うには、まず、自分の姿勢が重要です。
自分に負担が少ないことが、患者さんにも力が入らず、楽に施術を受けてもらえる態勢です。
身体の主軸をしっかりとして、手は優しく、支えの指の位置など、
全身に神経を集中して「楽」な状態を作り、
口や歯の状態によって、超音波スケーリングの先端に取り付けるチップを選択。
実習では、患者さんに負担や痛みも無く、スムーズに優しくできるように、
その当て方の感覚を学びました。

✿DH亀井
SPT研修講義では、チェアサイドの姿勢から始まり、
患者さんに痛みを与えない治療というのは、
基本をきちんと正すことでできるのだと分かりました。
また、他院の衛生士さんとも交流できて、
①どうしたら、継続的に来ていただける?
②日常的に使っている器具、
③勤務している医院の規模や院長&スタッフ
などの話ができて、とても有意義でした。
当院では、SPT(歯周病安定期治療)を行っておりますので、
治療終了後も、お口の中を安定した状態で維持していただけるように
継続的に通院してくださいね。
皆様に安心してお任せいただけるように、セミナ-で学んだことを
充分に生かして施術していきたいと思います。
✿DH湯谷
歯科衛生士になって2年目ですが、教科書どおりに決まった手順で
施術することが重要だと思っていました。しかし、今回の研修では、
患者さんそれぞれに合った行程を選択することの大切さを
学ばせていただきました。
まず、ポジショニングや姿勢、持ち方などの基本がしっかリしていないと、
患者さんの痛みに繋がると知りました。あやふやになっていた部分を
あらためて確認し、学び治すことができ、ほんとに良かったです。
実習では、いつも行っているのとは全く違い、器具の持ち方も難しく
苦戦しました。ご指導いただいた先生も、しっかり持てるようになるまで
1年かかったとのことですので、私も早く感覚をつかんで実践できるように、
毎日練習しようと思いました。
現在の歯科界の主流は「口腔健康管理」です。
歯石除去や歯の治療が終わった患者さんの、
歯や歯ぐきを常に良い状態を維持していくためには、
数ヶ月に一度の定期管理をきちんと行う事が大切です。
患者さんの理解を得て、「歯周病安定期治療(SPT)」に導いていきます。
そこで、多くの患者さんをSPTに移行されている
岸和田市の堀内歯科医院の見学に行かせていただきました。
つまり、予防歯科を重点にされている歯科医院です。

今回は、米山衛生士と、亀井衛生士が行かせていただきました。
JR東岸和田駅から徒歩7分くらいです。

早速に、奥の診療室で、亀井さんがモデルになって、
実際に、検査や口腔写真やメンテナンスを受けました。



教えていただいた衛生士さんが、とても手際よく、指導も慣れておられて完璧でした。
素晴らしいスタッフさんがいらっしゃって、患者さんも安心しておられますね。

お忙しい診療中の訪問見学でしたが、快くお引き受けくださり、
本当にありがとうございました。
たくさんの学びをいただいて持ち帰りました。
当院の患者様に少しずつ還元していきたいと思います。
帰り道は、梅田に寄って、「銀平」でお疲れ様会。

by 米山、亀井、江上
初めて、「歯肉マッサージ実践セミナー」に行かせていただきました。
前半は、ブラッシング指導の重要性などの講義です。
内容は基本的な事だったので、納得できる事や、
実践している事もあり、改めて気付かされる事もありました。


心に響いた言葉は、
『印象に残る指導』
『説得ではなく納得してもらえる指導』
まさにその通りだと思いました。
後半は、メインの歯肉マッサージの相互実習です。
まずは、機械で歯を研磨してから、マッサージを行ないます。

効果としては、歯肉の活性化やリラックス効果です。
指にジェルを付けて、一定のリズムで円を描くようにマッサージしていきます。

斉藤さんにしてもらいましたが、とても気持ちよかったので、
私も、患者さんに「この気持ち良さ」を体験して頂こうと思いました。

セミナーが13時までだったので、
前から行きたかった阪急の高架下にある,焼肉茜さんに行って来ました。}

勉強した後の一杯もたまりません(^.^)
あまりないメンバーだったので、色々話せて有意義な一日でした!
by 米山・齋藤・湯谷
亀井・湯谷・長崎の3人で、「つまようじ法・応用編」を受講してきました。
それぞれの体感と感想です。
歯周病の方は、是非に、診療室で磨いてもらって体験してくださいネ。
【亀井那菜】
基礎編受講後、つまようじ法の応用編では、
実際につまようじ法の磨き方を教えていただきました。

今までの磨き方とは全然違うので、凄く時間がかかりましたが、
コツがつかめたので、良かったです。

つまようじ法を取り入れている衛生士さんのお話を聞いて、
私自身がもっと頑張りたいなという気持ちになりました。
これからも来てくださる患者さんのお口の健康を
歯科衛生士として、一緒に守って行きたいです。
【長崎穂香】
つまようじ法基礎編に続き、応用編を学びました。
実際につまようじ法を取り入れて予防歯科をされている医院の、
先生や衛生士さんのお話を聴きました。

お口の状態が良くない方でも、つまようじ法を1週間続けるだけで、
凄く歯茎の状態も良くなったという例がたくさんあり、
歯肉マッサージでここまで変わるのかととても驚きました。

ただ、患者さん自身が地道に続けてくださることが大切で、
「続けてもらうにはどうしたらいいか」という点で、
“Teaching”だけでなく“Coaching”をする
つまり、写真や言葉で伝えるだけでなく、実際に体験してもらう事が重要だと仰っていました。
もちろん、“Supporting”も!!

私も実際につまようじ法を体験させていただいて、
奥歯のほうは、少し痛みがあって出血もしましたが、
それ以外は、とても気持ちが良かったです。
これから自分で磨いてみて、疑問に思うところは先輩に尋ねながら、
試行錯誤し、感覚を磨いていこうと思っています。
【湯谷果歩】
歯科の予防ケアは、世界的にも広まっていて、
「治療中心型」から「治療・管理・連携型」へ変化しています。
その中で、歯科衛生士の役割が、とても重要だと知り、
ますますその方向で頑張っていきたいと思います。
つまようじ法は、宿主活性療法であり、
患者さん自身が、気持ちよく歯磨きしたくなるような、
プロの術者磨きができるようになりたいと思いました。

つまようじ法を実習させていただいて、初めはとても難しかったのですが、
何度かしているうちに、コツをつかむことができたので、
早速に患者さんに実践してみたいと思います。

つまようじ法の実習体験では、ほんの少しの痛みはありましたが、
とてもスッキリとしました。患者さんにも、この感覚を味わっていただき、
歯磨きをする動機付けとなるように、指導・サポートしていきたいと思いました。
院長交代に伴う書類手続きに、大阪府歯科医師会へ行ってきました。
入り口に掲示されている文言が面白いです。

テーマ「歯と口から、人生は、変わる」

・冷奴すら、歯にしみる。
・無口なのは、シャイだからとはかぎらない
・おっぱい噛んだら、歯磨きしよう。
・話が噛み合わない。それ、噛み合わせの問題かも。

・はにゃらびで、はちゅおんが、かわりましゅ。
・はみがき方改革は、長時間化に賛成です。

・デンタルケアは、メンタルケアでもある。
・祖母の認知症、はじめに気づいたのは、歯医者さんでした。
・話す、食べる、笑う、たのしい事は、だいたい、口だ。
クスッと笑えて、歯と口の大切さに気づきますね。
皆さんも、何か一句浮かんだら、当院に報告してください。
by 江上浩子