赤ちゃん連れのママ歓迎
土曜日の診療には、せっかくのお休みなのに、6ヶ月ごとの歯科検診に来てくださる方が多いです。
そんな中、赤ちゃん連れや小さなお子様連れのご夫妻も来院されます。
ご両親とも同時に、治療もしくは歯のクリーニングの場合、スタッフがお子様をお預かりします。
土曜日は、患者さんの数も多く、スタッフの手が空かないので、「おんぶ」させていただくこともあります。
娘も6人の孫達も、負い帯で寝かしつけて育てました。両手が空き、仕事も難なくこなせます。昔は、みんなおんぶで育てていましたよ。
最近のママ達は、おんぶは格好悪いと思われているようですが・・・
前の向き合い抱っこの場合は、ママの腰に大きな負担がかかるだけでなく、赤ちゃんも頭や体が反っているので、横抱っこより不安定となり負担も大きいのです。
私の娘達も、最初1人目のときは格好悪いと言っていましたが、2人目、3人目になると、「そんなこと(格好悪い)を言ってられない」と、両手が空いて自分も楽な「おんぶ」をするようになりました。
赤ちゃんにとっても、「おんぶ」は、ママの進行方向を向き、ママの目線に近づくので、世の中を見やすいし、お腹側を曲げてもたれて眠りやすいのです。日本人の昔ながらの子育ては、筋肉の使い方を自然に考慮に入れた、「優れもの」です。
赤ちゃんも、おんぶのほうが、筋肉が連携しやすいので、屈筋(曲げるときに使う筋肉)を使うハイハイも、早くできるようになったりします。また、二足歩行をするまでのハイハイをしっかりできるか否かで、体の免疫力や歯の噛み合わせにも影響してきます。
お子様の顎の筋肉のことや姿勢の話は、小児歯科矯正専門医の江上理絵先生にお尋ねください。
そして、治療中ママの保育は、当院スタッフにお任せください。
by 江上浩子