顎関節症セミナー
先日、噛み合わせと顎関節症のセミナーに行ってきました。
講師は日本咬合学会理事長の丸山剛朗先生と、明石家さんまの『ホンマでっか!?TV』
でお馴染み、脳科学研究所所長の澤口俊之先生です。
丸山先生は大阪大学名誉教授をしながら、3つの医院を経営されており、
とても78歳には見えない若々しい先生☆
“噛み合わせを治す”と聞くと歯の矯正が思い浮かぶ方が多いと思いますが、
丸山先生の考えは、まず“顎のズレ”を治す所から始めます。
顎がずれていると、顎関節症・腰痛・手のしびれ等様々な症状が出てくるんだそう。
治療法は、先ず患者さんの症状を聞き、体のバランス・歯列(歯ならび)を確認します。
そして噛み合わせのズレを確認し、先生がずれを正しい位置にしていきます。
ポイントに木のスティックを合わせ、噛んでもらうと…肩のこりや背中の痛みも一瞬で
消えるんです(^-^)
まるでマジックの様‼
患者さんに納得して顎のズレを改善するには、一瞬で直らなければいけないんです‼
その後、正しい位置をキープする為、マウスピースを作製していきます。
即座に軽減・消滅する咬合医療は、脳に働くからです。
それを脳科学的に解明されたのが澤口先生です。
噛み合わせを正常な位置に戻すと、脳の前頭葉が刺激されて脳に酸素がいき、
認知症の予防になる事が証明されました。
脳の効果としては、脳の血液量の増加・うつの改善・ストレスにも強くなる…等々
身体全体にも良い効果があるとされています。
先生自身も顎のズレを改善してからは、とても元気で風邪も引かなくなったそうです。
両先生ともに若々しく元気あふれており、丸山先生は今でも山登りされているそう。
澤口先生はTVで観るのとまったく同じ!
脳に関する難しい話も分かりやすく説明をしてくださり、番組中でのさんまさんとの
楽しいエピソードも、お話してくださいました(^-^)
この噛み合わせを治すマウスピースは自費治療ですが、とても興味深いお話が聞けました。
今回知った話は、今後の顎関節に悩む患者さんにも伝えていきたいと思います。
BY:畑本