肩こり・腰痛セルフケア
歯科医院で、肩こり・腰痛改善???
いったい何を???と思われることと思います。
実は、肩こりや腰痛が、歯の食い縛りから始まっていることが多いのです。
歯科医師の佐藤青児先生が、顎関節症の治療から考案された「さとう式リンパケア」という健康増進法を、中津保育園の一部の先生方にお伝えしてきました。
保育士の先生方は、日頃から、お子様を抱っこやおんぶをされたり、重い荷物を持ったり、ほんとに重労働で、「肩こり・腰痛持ち」は当たり前みたいな感じになっておられます。
若いからといっても、毎日の積み重ねで、騙し騙し身体を無理させている感がぬぐえません。
まずは、そっと撫で撫でして、ゆったり呼吸、ゆらゆらして身体を緩める「セルフケア」がとても大切。
虫歯治療や歯石は歯科医院でしてもらい、日常は自分で歯みがきするように、毎日、少しずつを続けることで、小さな改善が、大きな改善に繋がります。辛かったことや痛みが、いつの間にか改善され、体の使い方も次第に分かってきます。
触れる力が、5グラム以下というのは、なかなか実感していただけませんが、押したり揉んだり引っ張ったりしないほうがいいとわかっていただけたら、セルフケアの第一歩はOKです。
鎖編みした紐を着けるだけで、筋肉がゆるむことも体験していただきました。ほんの微弱な刺激ほど、リンパ間質液が動いて流れるという、不思議体験。
なにか、今までと違うということだけでも分かっていただけたら嬉しいです。
悲しい時や辛い時は、うつむき加減で塞いでしまいますが、そんな時こそ「空」を見上げて、呼吸し易い態勢をとってくださいね。
by 江上浩子