神戸市の医院見学
先日、神戸市北区の「こがめ歯科」に見学に行かせていただきました。
年末の繁忙期に、ほんとに申し訳ない気持ちでしたが、
実際の稼働をそのまま見せてもらいました。

当院と全く違って、都会から離れた住宅街であり、
予防歯科と訪問診療も重点的にされている医院です。

<エガミヒロコ感想>
患者層も違いますが、それなりにどう対応されているのか、
どう工夫されているのかが、とても興味がありました。

治療と予防メンテナンスの患者さんを、どのように対応され、どのように進め、
どのように患者教育をされているのかも知りたかった事柄です。

ギリギリの狭いスペースを最大限に活かされて、
システマティックに全てが動いているというのが私の第一印象でした。

無駄がそぎ落とされて、患者さんが一定の時間で充分な診療や施療を受けられる。
ほんとに素晴らしい事です。
そういう意味では、当院は無駄が多い・・・
空間も動きもですが、日々、患者さんとのコミュニケーションの方に重きを置いてるので
そこは、ご勘弁ください。

当院に見学に来ていただくことも、スタッフの刺激になりますが、
こうして、全く違う感覚の医院に行かせていただき、
現状の改善点に気付き、また、今の良さにも気付き、
患者さん目線に、常にリセットできるようにしていきたいです。

いろんな刺激をいただいた、今回の見学でした。
更に一歩、検討を重ねて、前進して参ります!!
<事務・ナカムラ感想>
まず、一番に驚いたのはチェアの配置です。
横一列にずらりと並んだチェアでドクターと衛生士が、
息の合った連携で患者さんを診ている姿は圧巻でした。

非常に合理的でコンパクトな診察室ですが、
大勢のスタッフが迷いなく動けているのは、
普段の診療の流れや型がしっかり決まっていて、
それらを熟知しておられるからだと思いました。

無駄な動きや会話がなく、皆がプロ意識を持って、
日々の業務に向き合っている姿が印象的でした。
小亀院長先生を初め、インカムを通してコミュニケーションを取っておられ、
端的な指示でも業務が進むのは、スタッフの多くが ”1を聞いて10を知る”
そのような能力値が高いのではないか・・・
医院の教育や指導が良く行き届いている証拠だなと感じました。

小亀先生とお話をした際にも、『いいスタッフは“気がつける”』と仰っていたことから、
周りを観察する力、推察する力に重きを置かれているように感じました。

他の歯科医院を見学することで、価値観や見識が広がるだけでなく、
江上歯科の足りないところ、誇れるところを再認識することができました。

事務長候補としても貴重な経験をさせていただき、
とても充実した一日でした。


