学校三師会親睦旅行
大阪市の大淀学校三師会(医師・歯科医師・薬剤師)の親睦旅行に行ってきました。今年は、歯科医師会が担当で、私が幹事をすることになりました。行き先は、滋賀県のおごと温泉・湯元舘で、宇治の平等院と京都の三千院の見学をするというコースです。
まずは、土曜日の午後に大阪を出発し、宇治市の平等院鳳凰堂(1052年創建)を見学しました。10円玉の表側に描かれているのが、鳳凰堂です。真正面から見た建造物は、鳳凰が羽を広げた状態を表しているということです。鳳凰の「鳳」は雄鳥を、「凰」は雌鳥を表し、古くは「朋」と呼ばれ、陰陽思想では、平和を表しているとのことです。
この鳳凰堂の屋根の上に立つ鳳凰は、実は、1万円札の裏側に印刷されています。鳳凰は平和の象徴なので、1万円札は皆さんに「幸運」をもたらしてくれるかもしれません。
夜は、おごと温泉・湯元舘に宿泊し、近江牛のお料理をいただきました。三師会の先生方との、ゆったりとした歓談の時間です。
翌日は、京都の天台宗・大原三千院へ。 新緑の美しさと、苔むした緑に、安らぎと日本の「侘び」を感じます。とても落ち着いた雰囲気で、心が和みました。
お昼休憩には、比良山荘で山の辺料理をいただきました。お昼からお酒もいただいて、帰りの車中では、ぐっすりと眠ってしまいました。
近くでありながら、なかなか行けない場所に連れて行っていただき、また、身近で医療従事されている先生方との交流は、かけがえない楽しい時間であり、これからの横の連携をますますスムーズにすると思いました。
by 江上一郎