顎関節症は揉んではいけません
数ヶ月前より、右側の顎が痛くて口が開きにくいという、顎関節症の患者さんです。
歯のクリーニングが目的で来院されました。
今朝も整体院に行って、右顎を強く揉んでもらってきたが、なかなか良くならないとお聞きしました。歯のクリーニング中も、大きく口を開くのが大変だったようです。
クリーニング終了後、さとう式リンパケア初級の耳たぶ回し・腕回しを実施。顎は、少しずつ緩まり、下顎を左右に揺らすこともできるようになりました。少し、右顎に痛みが残るということで、口腔内から上顎頬粘膜にもそっとアプローチしました。すると・・・
「わぁ~っ、痛くない~~!!」
と、驚愕の声。
もともと肩こりもひどかったのが、肩も首の後ろ側もゆるゆる、ふわふわになりました。お顔もリフトアップし、目もくっきりとして視野が広がります。
たった10分の施術で、こんなにも変化します。
ただ、日常生活での食いしばりや、スマホやPCばかり使って、首が下を向いている生活では、また元に戻ってしまいますよ。
さとう式リンパケアでは、筋肉は絶対に揉んだり、押したりしません。筋肉は揉んではいけません。より一層硬くなるだけです。
自分で「筋肉を緩める」方法を学び、常にセルフケアをするように心がけていただければ、いろんな不調が改善していきます。
毎日の簡単なセルフケアで、体を快適にし、楽な状態で幸せに暮らしましょう!!
by インストラクター江上浩子