生誕150年上村松園展

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大阪中之島美術館で開催されている「生誕150年記念・上村松園展」に行ってきました。

日本女性の凛とした強さや愛らしさ、
伝統芸能に親しむ姿、
暮らしの懐かしい情景など、
その絵筆がとらえた女性美のうちに、松園がめざした豊かな表現世界を堪能しました。

松園が誕生して150年の節目を迎える回顧展。
《母子》(重要文化財、東京国立近代美術館蔵)、
《序の舞》(重要文化財、東京藝術大学蔵)などの代表作をはじめ
初期から晩年までの100件を超える優品を展示。
前期と後期で作品が幾つか入れ替わります。

今回も、モネ展に行ってくれた孫に、
「100点もの作品を一度に観ることは、なかなか無いことよ。」
と言ったら、一緒に行ってくれました。

日本画の「線」の引き方や、髪型の表現、
着物の模様やシワの表現が素晴らしいなあと言っていました。

「絵を鑑賞する」のは、旅行で見知らぬ土地に行くような「発見・気付き・感動」があります。
「素晴らしい絵に出会う」という奇跡の瞬間に立ち会えることが、すごいこと。

経験は「心の財産」です!!
私も存分に楽しませてもらいました。
後期も是非に行ってみたいです。

by 江上浩子

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