ピアノ発表会
当院の3階はスタッフの休憩ルームとなっていますが、
スペースがとても広く、
休診日には、顎関節治療から考案された「さとう式リンパケア」の
様々なセミナーや体験会なども開催されています。
そこには、ミニ演奏会もできるように、
グランドピアノも置いてあります。
夜な夜な、だれにも邪魔されず、ピアノを弾いております。
趣味ということもありますが、
何よりも「ボケ防止」「認知症予防」のためです。

高校生まで習っていましたが、47歳から再開し現在に至っており、
毎年のピアノ発表会にも、ほとんど欠かさず出演しています。
発表会で演奏するというのは、“自分自身との戦い”でもあります。
若いころと違って、記憶力もさることながら、
弾くために集中できる身体や手指、体調が整っていないとできません。
ピアノを弾くことができるだけで、ほんとに幸せなことだと思います。
一郎院長が亡くなった後も、
医院の事務処理やお参りくださる患者様への対応など、ほんとに大変でしたが、
私を救ってくれたのは、ピアノに向かう時間でした。
何も考えず、ひたすら楽譜を追い、音色の響きを感じることで癒されていました。
ピアノのレッスンは、亡くなった1か月間だけ休みましたが、
翌月には再開し、「前に向かって進むしかない」と自分に言い聞かせながら、
精一杯生きてきました。
そのころ、娘もスタッフ達も、江上歯科を継続していくことに
ほんとに必死だったことと思います。
そんな思いもありながら・・・
喪中の間も、ピアノの発表会に出演して、自分を奮い立たせてきました。


一郎院長が亡くなってから今年で3回目の発表会は、
箕面船場阪大前駅すぐの「箕面市立文化芸術劇場・小ホール」にて開催。
とっても響きが美しいホールで、弾きやすいグランドピアノでした。

チェロとバイオリンとのアンサンブル曲は、
ポピュラー「君の瞳に恋してる」。
ソロ演奏は、
ショパン作曲「ノクターン11番」、松田昌作曲「どうしてる?」。
2曲で11分の演奏という、過去最高の演奏時間です。

何とか無事に弾き終えて、ほんとにやれやれでした。
73歳まで出演できたことに、自分を褒めたいと思いました。

そして、ご指導いただいている森山純先生やかかわってくださる先生方、
ピアノを続けてくださっているシニアのお友達、
気にかけてもらっている周囲の方々のおかげと
感謝するばかりでございます。ありがとうございました。

当院の落合先生も、わざわざ、演奏を聴きに来てくださいました。
また、来年も出演できるように、様々なことを維持していきます。
by 江上浩子

<落合先生の感想談>
演者の方々、皆さん素晴らしい演奏で、日ごろの成果を発揮されていた舞台に、感動いたしました。
それぞれの演奏には、それぞれの個性がとても豊かに表現されていました。
奥さんの演奏は、一音一音を大切に奏でておられ、
曲の終わりまで「糸を紡ぐ」ような丁寧な弾き方に、
日ごろの奥さんの“やさしさ”に通ずるものを感じました。
いろんな年代の方々の演奏を聴ける貴重な機会をありがとうございました。


