大阪大学の学術講演会聴講
6/28「インプラント時代の有床義歯」と題された講演に坂井先生と行ってきました。
顎口腔機能再建学講座、歯科補綴学第二教室の経験豊かな教授の話に、技術的に共感を持つことが多々ありました。
本来は、義歯(入れ歯)を入れないためにインプラント植立をするのものですが、今回は、そのインプラントを歯根として使い、義歯(オーバーデンチャー)を装着する。義歯は、長年使っていると次第に顎堤を減らしていくという「生物学的な犠牲」の上に成り立っているが、それをインプラントが防止することができるという話でした。
大変、実のある話で、早速、今後の診療に役立たせたいと思いました。
by 江上一郎
インプラントをすることで、顎の骨が吸収するのを防げる。入れ歯の下の顎堤に埋め込み、そこで負担させることで、骨を減らさずに、その状態で保つことができる。入れ歯で支えきれないものを、そのインプラントで支えてくれるのが、おもしろい使い方だ!!
入れ歯を、より長期的に、もっと噛めるようにするために、インプラントを用いるという方法を学びました。
by 坂井清隆