歯の模型by3Dプリンター

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左下奥が4日前から腫れて、じわっと痛むという初診の患者さん。
左下奥の横たわっている親知らずのところが炎症。

レントゲンとCT撮影をして、患部を確認。
埋伏智歯周囲炎なので、即日、抜歯することになりました。

虫歯も歯周病もない、しっかりした歯の持ち主でしたので、
横向きに埋っている歯を抜くのも、かなり大変でした。

翌日、消毒に来られたときに、CTの画像データが欲しいということで
ご自身で、USBにデータを入れて帰られました。
ITの先進技術を教えておられる大学の先生をされていると聞きました。

術後様子を見て、2週間経過して予後良好につき、治療終了の日。。。
「あのCTのいただいたデータで、作ってみました。」
と、カバンから出して見せてくださったのは、
3Dプリンターで作製された、実物大の口腔立体像です。

「ひゃ~、すごいなあ。こんなに精密にできるんですね。
顎の感じや、骨の中の海綿状の様子まで、よく解りますね~~!!」


ライトを照らして撮ってみると、ほんものの骨のような感じが解ります。

歯型を取るのではなく、データとして読み込む。
それを3Dプリンターで仕上げてくれる。
歯の技工も、こんな風に簡単にできるようになる時代が、もうそこにやって来ています。

コンピューターや器械の進歩の早さに驚くばかり。
さすがに、先進のIT技術を教えておられる先生の行動は、
私達の固定観念を打ち破るものですね。

皆さんも、自分の顎を映像だけでなく、
このように実物大の立体頭蓋骨を観ることもできるということです。
「もう、ほんまにすごいなあ!!」のひと言しかありません。

by 江上一郎

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