歯科助手セミナー
8月に3日間、大阪府歯科医師会主催の
「歯科助手(乙種第一)教育講習会」を受講しました。
歯科助手となって、3年目です。
昨年は、受付・秘書セミナーも受講して、いろんな学びがありましたが、
その上に、診療所内での基本から、詳細に「歯科アシスタント」としての心得まで
様々な範囲の学びでした。
<1日目>
全体で80名の受講者が、20名ずつ4組に分けられていました。
最初は、全員で「歯科臨床概論」という、一番の基本を教えていただきました。
①歯科医療の心得
②一般教養
③歯科臨床概論
✿歯科助手の重要性✿
歯科医師が治療に専念している時に、その診療補助と、さらに患者さんの状態を把握して
即座に適切な動きができることが如何に重要かを、再認識させていただきました。
その後、各組に分かれて、別室での講義と実習でした。
特に印象の採り方の相互実習で、今までの経験と知識を土台としてに、
相手の方とお互いにアドバイスをしながら、向上していける感じでした。
<2日目>
最初から、組毎に分かれて、実習をしました。
セメント4種類の練り方において、手順や時間のかけ方の細かな違いを学びました。
その後、歯周病や診療介助についての詳細も学びました。
午後は、AEDを使った実習で、救急を要する患者さんへの対応の仕方を学びました。
<3日目>
小児歯科についてがメインの講座でした。
・歯の生え始めからの歯みがきの仕方
・ハブラシの「つま先」と「かかと」の使い分けなど
・虫歯がどうしてできるのか?
・TSD法(話して、見せて、行うという手順)
・レントゲンの今と昔の違いと、デジタルでの設定の仕方など
✿3日間の受講を終えて✿
歯科助手のこういう講座を受けさせてもらえるのは、人生において
そんなに何回も経験できるものではないので、とても貴重な経験をさせてもらいました。
歯科の知識も技術も、とてもたくさんの学びがあったので、
日々の診療に、早速に活かせていきたいと思っています。
助手っていうのは、ただの「補助」ではなく、知識があってこその
より良い治療を、さらに円滑に進めていくことができるのだなあとあらためて感じました。
by 三浦