急性の顎関節症
当院には、急に「お口が開きにくい」「口を開けると顎が痛む」という、顎関節症の方が結構な頻度で来院されます。
これは、ストレスによる食いしばりや、日頃の噛みしめの習癖により、下顎の骨を動かしている筋肉が硬直したり炎症を起こして、発症することが多いです。
先日も、初診の台湾国籍の患者さんが、1日前より急に左の顎が痛くて、口が開けられなくなったといって、来院されました。パノラマレントゲン撮影で、歯のほうは問題ないということで、私の出番です。
開口していただくと、手指2本も入らない感じで、かなり左顎が痛そうでした。早速に、さとう式リンパケアで、耳たぶ~腕回しをさせていただきました。これだけで充分に痛みも和らぎました。
そして、さらに口腔内カウンターストレインで、内側から、下顎を支えている外側および内側翼突筋あたりに触れながらの呼吸法で、一気にお口が大きく開けられるようになりました。
患者さんも大喜び♪♪
こんなに簡単にケアできることにもビックリされていました。
さとう式リンパケアは、口腔から緩めて、「腔=空」を広げて、顎を支えている筋肉の緊張をほぐし、さらには身体全体に繋がる筋肉をも緩めていきます。
スマホやPCに向き合って、うつむいて食いしばって頑張っている皆さん、是非、誰でもできる簡単な「さとう式リンパケア」を知って、肩こりや腰痛の無い、スムーズに動く身体を手に入れてください。
私も64歳になりますが、すっかり自分の年齢を忘れてしまうほど、体が軽く快調に過ごさせていただいております。
ご興味がある方や、お悩みの方は、お声掛けくださいね。
by リンパケア・インストラクター 江上浩子