燈花会と万燈籠
奈良公園周辺に、ロウソクでライトアップされる「燈花会」。
8月14日に、春日大社の万燈籠も、3年ぶりに開催されるとのことで、行ってきました。
夕刻6時頃には、浴衣姿などの人出がどんどん増えてきました。
春日大社の参道では、たくさんの出店があり、来客もいっぱい。
最初に、浮御堂のライトアップを見たいと思い、
点火時間の6時30分を腰掛けて待ちます。
少しずつ灯りが点り、空が暗くなって、浮御堂がキレイに浮かび上がります。
小舟に提灯が付いているのも、ムードがありますね。
次は、春日大社の本殿まで、行列になって歩きます。
中元万燈籠は、入り口で順番待ち。
たくさんの燈籠に火が点り、大社本殿の朱赤との対比がキレイです。
本殿前では、お参りさせていただき、
ここにお導きくださったことに感謝を申し上げました。
ここから、東大寺に向かいます。
途中の燈火もあちこちに浮かび上がってキレイです。
東大寺の夜間拝観
南大門の「阿形」・「吽形」金剛力士像
この時期は特別に観相窓が開いて、
大仏様を、遠くからも拝顔できました。
いつも見る昼間の景色とは違った「奈良」に
また、感慨深いものがありました。
お盆は、先祖や古の人々に思いを馳せ、「今在る」ことに感謝を捧げる日。
皆さんも、「歯」の恩も忘れず、一歯一歯を大切にしてくださいね。
by 江上浩子