EBAC関東ブロック研修会
日曜日に、ほんだ式口臭治療の関東ブロック認定医の研修会が開催されました。8月開催の近畿ブロック研修会に出席できなかったので、東京都新宿区まで行ってきました。
JR新宿駅前には、東京都庁がありました。巨大な建造物である都庁ビルに、ビックリしました!!突き出ている2棟の最上階付近に霞みがかかっています。まさに「天空の城」のようです。都知事は、さしずめ巨大な城の「お殿様」みたいなものですね~。大阪とは違う東京のスケールに、再度圧倒されました。
研修会は、BIZ新宿地下1階の研修会場で行われました。
わが師の本田俊一先生による、最新の診断チャートの再勉強から始まりました。「口臭症」で悩む患者さんの原因を明らかにするための「ツール」です。
口臭症の患者さんが悩む、口腔内感覚「カラカラ・ネバネバ・すっぱい・苦い」。これを改善するようにケアの方法を指導し、心のケアも同時進行します。
歯科では、「歯」が一番大事!!・・・と思っていますが、
実は、口腔内の「舌」や「唾液」が本当に大切なものです。「舌」はお口の中の「心臓」、「唾液」はお口の中の「血液」に相当します。
・「歯」が無くなっても、入れ歯でご飯を食べることができ、生きていけます。
・「舌」が無くなるとしゃべることもできず、また嚥下ができないので食事もできません。
・「唾液」が無くなると・・・人は数日で死んでしまいます。
それほど「唾液」は、生物にとって重要なものです。
ところが、最近は「口腔乾燥症(ドライマウス)」の方が増えてきています。一般的には、日常の食生活の変化が大きく影響しています。もちろん、病的な方もおられます。お口や咽喉の「カラカラ・ピリピリ」はドライマウスの警鐘です。まずは飲食生活を根本から見直したほうがいいでしょう。
たくさんの「生きていくうえで大切なこと」を学び、患者さんへのアプローチの方法も、本田先生の一言一句を無駄にしないようにと、1日の研修会を過ごさせていただきました。EBAC会員の関東ブロックの素晴らしい先生方との交流も、実に有意義なひとときでした。
関東ブロックのお世話になりました先生方、ほんとうにありがとうございました。感謝♪
by 江上一郎・江上浩子