今年もまたひとつ、歳を重ねました。
この年齢になっても、
お祝いしていただけることに、感謝しています。
日頃、同世代やお子様連れのお母様には、今までの経験から
頷き共感できることが多く、お話しするのも楽しいです。
また、年配の患者さんには、人生の先輩として教えていただくことが多く、
いろんな方々の人生の縮図を見る感じで、
たくさん学ばせてもらっています。
プライベートでは、思春期の息子の、
反抗と甘えに翻弄されている日々ですが、
笑いどころ満載😆の江上歯科で、
いつまでも健康で明るく楽しく過ごしていきたいと思います。
今回も、ミャムミャムの美味しい苺タルトをいただき
ご馳走様でしたぁ~~!!
by 溝口
大阪府歯科医師会主催の「歯科受付秘書養成セミナー」を受講してきました。
6月10日・11日の2日間、初歩からしっかりと教えていただきました。
年一回、一医院から1名しか受講できないセミナーなので、
昨年受講の三浦さんに続き、
受講させてもらえたのはラッキーなことです。
<一日目に学んだこと>
①クッション言葉を使うことで、少し柔らかい口調になる
(例)恐れ入ります・お手数をおかけします・お忙しいところ申し訳ございません
差し支えなければ・失礼ですが・ご迷惑でなければ
あいにくですが・せっかくですが・ご意向に添えず申し訳ございませんが
もしよろしければ・お力になれることがあれば・私どもでできることがあるならば
②笑顔のつくり方
マスク生活では、目の印象が大切。
・眉上(おでこ)を上にあげる
・目尻から口元までの筋肉を縮めて口角を上げる
③接遇と接客の違いについて
接客:お金をもらってその対価を渡す
接遇:接客+α のおもてなし
※接客ではなく、接遇をする
※全ての人々との良好な人間関係の構築
④第一印象
メラビアンの法則に従い「視覚」が一番重要
「身だしなみ」「笑顔」⇒医院の顔となる
<二日目に学んだこと>
①受付は、接客のプロフェッショナル
最初と最後に患者さんと触れあう人なので、
会計を長くお待たせしたり、釣銭間違いとかしたらダメ。
②治療が長引いてお待たせする場合、
「○分ほどお待ちいただいでもよろしいですか?」
と、具体的な時間(少し多めに)を伝えるようにする
③目を見て言葉を発すること
○ お疲れさまでした。
○ おはようございます。
× メモをとりながら
× 背を向けて
④患者情報を事前にチェック
カルテに目を通したり、朝のミーティングなどで情報を共有したり、
患者様に前回の治療後のことなどを尋ねる
⇒きちんと見てくれているんだと安心される
2日間で、日々の診療に欠かせない重要なことばかり
学ばせていただきました。
無事に、修了証もいただきました。
今後のアシスタント業務や、受付業務に活かしていきたいと思っております。
by 長崎
今年度より、院長に代わり、私(江上理絵)が母校の中津小学校歯科校医に就任しました。
春期の小学校歯科検診は、毎年6月に3日間に分けて行っています。
年々、小学生の数も増えてきて、
今回は2年の3クラスと4年2クラスです。
教頭先生と保健の先生と軽く打ち合わせします。
2年生がやって来ました。
小学生の歯科検診は初めての桂川先生。
検診の様子を少し見学してから、始めていただきました。
小学生で嫌がる児は一人もありません。さすがです。
虫歯はずいぶん減少傾向にありますが、歯並びの悪い子が増えてきました。
食生活や生活習慣や姿勢によるものと思われます。
初めて見学と記録のお手伝いをした、
当院歯科衛生士の亀井さんと湯谷さんに、感想を聴かてもらいました。
by 江上理絵
<亀井さんの感想>
小学生は、歯の生えかわりの時期、乳歯と永久歯の配列が混在している「混合歯列期」です。
そんな中、歯科検診は「逆C型」の右上→左上→左下→右下と診ていきます。
理絵先生はそのスピードがメチャクチャ早くて、
付いていくのがやっとで、
ちょっとパニック状態になりました💦
生徒の人数も多くて、スラスラ診てあげないといけないので、先生も大変なのですね。
2年生で、「一度も歯医者に行ったことがない」という児童もいて、ビックリしました。
もちろん、歯には何の問題もなかったのですが・・・
4年生では、全体的に虫歯が結構あって、治療済の歯も多くありました。
虫歯Cといわれた児は、早く歯科にかかって治療して欲しいです。
全体的に虫歯は少ないですが、
歯列2(噛み合わせが上手くいっていない)の児童が半分くらいいた感じで、
これにもとても驚きました。
しっかりよく噛んでいないとか、お口ポカンで口呼吸をしているということですね。
私が小学校の歯科検診時には、めっちゃ緊張していたのを思い出しました。
今は、検診する側となったのですが、検診する人数も多いので、
児童の様子をじっくり観る余裕すらありませんでした。
次回から、少しでも余裕を持って記録し、観察していきたいです。
<湯谷さんの感想>
保育園に比べると、小学生になったら、駄々をこねる児は1人もいませんでした。
少しの年齢差で、こんな風に成長するのだととても驚きました。
混合歯列期の検診記録は、ほんとに難しかったです。
傾向的に、虫歯Cのある児は、お口の中にたくさん虫歯が見つかり、
連続的に「C」の記入がありました。
きちんと歯磨きができている児といない児の差が
くっきりと出ていました。
一般的に、1~2年生の親御さんは、未だずっと仕上げ磨きをしておられるのでしょうか?
2年生で、「こわい、ぬかれる~~!!」と言って、逃げるような感じの児も1人いました。
歯科で、一度怖い思いをしたら、脳裏に焼き付いているようです。
この検診のために、給食のあと、きちんと歯みがきをしてきたと聞いてビックリ!!
私自身が小学校の時には、学校にハブラシを持っていった覚えが全くありません。
予防歯科の指導が格段に良くなり、この10年間でめっちゃ進化しているなあと感心しました。
最近のお子さんのお口は、調理方法により
『食物をしっかりと良く噛んで食べる』=咀嚼(そしゃく)
をしていないため、
✿小児口腔機能低下症✿を招いています。
歯の衛生面は、昔と違って、格段に良くなり、
虫歯多発傾向者もほとんどおられませんが、
歯並びはちぐはぐになっている児が増えました。
歯並びが悪いのは、良く噛まないので顎の発育が促されず、
生えてきた永久歯が綺麗に並ばないためです。
さらに、「お口ポカン」と言われる口呼吸の児が増えています。
お口ポカンの児は、舌の筋力が低下し、上顎を持ち上げることができません。
口で呼吸するため、口唇閉鎖力も弱ってきています。
そこで、「りっぷるくん」の登場です!!
口唇閉鎖力を測定し、親御さんにも協力していただいて、
日常の舌習癖を改善するようにお伝えしております。
舌力と口唇閉鎖力が向上すると、歯並びも綺麗に整いますよ。
6歳から始める小児矯正Neo-Cap法も、理絵先生がされています。
幼児期に、早めにご相談してくださいネ。
by 亀井
受付で事務作業のお手伝いをしていたら、
「長崎さん、今から梅田に行くから、着替えてきて。」
と、奥さんから声かけされました。
私が梅田界隈のことを意外と知らないので、
社会勉強にと誘ってくださったようです。
まずは、通帳記入のため、大阪梅田ツインタワーズ・ノース18階の
三井住友銀行・梅田支店・法人専用窓口へ。
大きなビルの中に、こんなに広い空間があるのですね~。
その後は、奥さんご贔屓の阪神百貨店。
デパートは、1階や地階しか行ったことが無いので、
売り場面積が広くて、商品がいっぱいあるのに驚きます。
商品の価格にもビックリ。
「阪神百貨店のイカ焼き知ってる?」
と尋ねられましたが、聞いたことはありますが、食べたことも買ったこともなく・・・
「えっ、こんな有名なもの食べたことないって、、、
ほんまに大阪生まれの大阪育ち???」
と、奥さんに苦笑いされてしまいました😅
阪神スナックパークという、奥まった食堂街の、また奥側に
イカ焼き売り場がありました。
いつもは行列なのだそうですが、今日は空いていました。
次は、阪急百貨店、地下2階の竹園のコロッケ売り場。
ここのコロッケは、高いですがホクホクジャガイモが美味しいとのこと。
野菜売り場に行ってみると、旬の野菜がいっぱい。
「これは、何という野菜ですか?」
「こごみと言って、シダ植物のつぼみ。」
「シダ植物って、何ですか?」
あまりに質問が多いので、奥さんもちょっとアキレ顔💦
破竹、ワラビなどの季節野菜が、売られていました。
どれも食べたことがないので、
どうやって食べるのですかと、また質問攻め。
筍のゆで方も知らないので、「糠でアクを取る」と言われても・・・
「糠って何ですか?」
と、またまた尋ねるばかり。。。奥さんは、呆れるばかり。。。😄
地下1階のガトーフェスタ・ハラダの前を通ったら、
「あっ、トロピカルマンゴーが、18日(木)から発売やわぁ~。」
と、言っておられたのですが、ほんとに木曜日の朝イチ行かれて、
スタッフにも一箱ずつ買ってきてくださいました。
期間限定のノベルティも付いて・・・嬉しいなあ~~♪
奥さんは、
「いろんな世界を観に行って、いろんな気付きをすることが、
将来的に、幅広い年齢層の患者さんとのコミュニケーションに繋がるのよ。」
と話されていました。
知らない世界から、知っている世界にシフトしていかないと!!
心新たに、胸に刻みました。
by 長崎
千里ライフサイエンスセンターで開催された
「お口の健康ネットワークセミナー・基礎編」
歯磨き「つまようじ法」のセミナーを、3人で受講してきました。
ハブラシの刃先がV字型になっている「Vセブン」で磨くことにより、
歯と歯茎の間の汚れを取り除くだけでなく、歯茎もマッサージされて
血行が良くなり、歯周病の予防になるという歯磨き方法です。
講演①これからの歯周病学の行方
講演②歯周治療と継続管理におけるつまようじ法
講演③つまようじ法と巡りあって
一日セミナーですが、昼にはお弁当もでました。
最後に、ブラッシング体験実習があり、まずは磨いてもらってその体感を覚えます。
終わってからのホットタイムには、3人で喫茶に立ち寄り、デザートをいただきました。
本日の講師の先生方も院長のお知り合いばかりで、とても楽しく学ばせてもらいました。
✿セミナー重要ポイント&感想✿
<長崎>
①ハミガキを毎日きちんとする
定期検診に行くことで、80歳以上でも20本以上の歯を残すことができる
②ハミガキで血が出たとしても、1週間もすれば出なくなる
嫌がる人や痛みに弱い人には、柔らかいV7ハブラシを使用
子供もつまようじ法で磨ける
③ハブラシの仕方
手首から動かさず、薬指を揃えて、肘から動かす
奥歯は歯と並行に、前歯・小臼歯はハブラシの先端で磨く
④ハブラシの手入れ
キチンと洗って乾かす(24時間)・・・乾かさないとコシがなくなる
1日3回磨くなら、3本要る
取り替え目安は、1本で1ヶ月
⑤歯が少ない人は、認知症・要介護になりやすいし、転倒しやすい
⑥受診者の8~9割が歯周病に罹患しているので、
主訴の治療と並行して歯周病治療もする
メンテナンスが何よりも大事
<湯谷>
①予防歯科のゴールは、数値の改善だけではなく、患者さんのQOL(生活の質)向上である
②8020運動は、80歳で20本の歯が残ることが目標であるが、
その数字だけでなく、しっかり噛んで使うことができることが大切
③患者さんにブラッシング指導をする際は、「伝える」だけではなく「伝わる」ことが重要である
気持ちよさやすっきり感を実感して、継続してもらうことを目標にする
<三浦>
つまようじ法という言葉も、やり方も知っていたつもりですが、
実際に学んで、つまようじ法の成り立ち、正確な磨き方、患者さんへの理解を促す説明の仕方など、
いろんな新たな学びがありました。
歯磨きに積極的でない感じの患者さんの場合でも、
どういう風に導くかを教えていただきました。
年代、性別、性格、捉え方、生活習慣など、様々な違いはあっても、
それぞれの症例を診て、その方に合った方法で
うまく指導してあげることによって、劇的な改善がみられることも知りました。
「歯茎の状態も引き締まって、歯の動揺もなくなって、スッキリするし痛みもなくなってくる」
のを体感していただくことが、ほんとに大切なんだと思いました。
試供品としてV7ハブラシ3種類いただいたので、
自宅で試して使って練習しているところです。
患者さんに、このハブラシの使い方をお伝えして、
すぐに実践して行こうと思います。
ハミガキをして欲しい方は、是非お声かけしてくださいね!!