水平埋伏抜歯・その後

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“親知らず”と呼ばれる歯は、左右上下1本ずつの計4本
生えてくる可能性があります。

私は数年前、左右上側を両方抜歯しました。
まっすぐ生えていた…ということもあり、スルッと抜いて貰えたので
当日も翌日も、全く痛みがありませんでした。

なくなってスッキリ~♪と思っていたくらいです(* ॑꒳ ॑* ).*・゚

しかし、今回抜歯した下の親知らずは、顎の骨の中に横向き(水平)に
埋まっている為、歯肉から歯の頭も出ていません。

そのまま引っ張り上げて簡単に抜く!…という訳にはいきません。

恐らく神経にも近く、当院での抜歯は難しいという、院長の判断で
先月末に紹介状を持って大きな病院に行ってきました。

抜歯の症例は毎日のように見ています。
が、いざ自分が患者さんとしてその場に立つと緊張…です(∩´﹏`∩)

しっかり麻酔を効かせた上で、抜歯は以下のような流れで行われます。

歯肉の切開

親知らず周りの顎の骨の除去

歯を分割して抜歯

最後に、切開している歯肉を縫合。
今回は5糸(5針)縫って頂きました。

抜歯当日はすぐに痛み止めを服用したので、我慢出来ないような痛みが
起こることはありませんでした(*´ー`*)

翌日から、やはり顎の骨を削ったことによる痛みが…。
炎症による腫れもあって、口もあまり開きません。
咬むと痛いので、食事するのに困りました(-∀-`; )

その後3-4日、痛みと腫れは続きましたが、徐々に回復。
1週間後に抜糸して頂きました。
現在ではすっかり良くなり、食事も通常通り出来るようになりました♪

今回の横向きに生えた親知らずの抜歯(水平埋伏抜歯)という、貴重な体験
によって、同じ状況の患者さんにリアルなアドバイスが出来そうです。

抜歯後の痛みや回復スピードは個人差があり、ひとそれぞれ。
同じように横向きの親知らずでも、当院で抜けるものもあります。
もし、抜歯でお悩みの方いらっしゃいましたら、ぜひご相談下さい。
レントゲン写真やCTで現状を確認して、ベストな方法をお伝え致します(◍ ´꒳` ◍)

by岩元

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