歯科助手教育講習会

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8月に、3日間にわたって行われた
「歯科助手(乙種第一)教育講習会」を受講してきました。

コロナ禍で、3年ぶりにやっと再開されましたが、
人数制限されていて、1医院に1名しか受講できません。

大阪府歯科医師会への申し込み初日には、チケットのエントリーと同じで、
FAX前で13時前に待機して、申し込み用紙を送信します。
(オンライン申し込みではなく、未だにFAX文化です)
無事に申し込み完了して、受講票が送られてきました。

受講当日、会場に行ってみると、
私は、第3組の1番で、席も一番前でした。
経験年数により、組分けがしてあるようでした。

1日目1限は、全員で「歯科臨床概要講座(助手の心得)」を、
2限は、実習で、印象材の量や練り方、歯科材料や薬品の取り扱い方などを学びました。

2日目1限は、実習で、各種セメントの練り方、また、
座学では、共同動作(ドクターとの連携プレイ)、使用器具の正式名称など。
2限では、「歯」の正式名称や配置、フッ素の役割、歯の構造を学び、
実習では、ブローチ(根管貼薬用器具)への綿花の巻き方。

3日目1限は、矯正歯科の種類と使用器具の説明、
歯科業者さんによるレントゲン全体の説明。
2限は、歯科診療補助論で、社会保険の内容、AED使用方法の実習など。

今まで学んできたより、もっと奥深いことを知り、
きっちりとした学び直しができました。

患者さんへの声かけの時も、いろんなパターンを教えていただきました。
「あっ、こういう風にお声かけしたらいいんや~~!!」と納得し、
自分の中身が膨らんだように感じ、
もっと視野を広げた対応ができるんではないかと思いました。

講座の先生のお話
「治療する先生より、助手の人のほうが、患者さんと一番関わって、お話しする立場なので、
助手さんは歯科治療の『かなめ』なんやで~!!
だから、歯科の先生を助ける手と書いて、『助手さん』というんや。
患者さんの顔色とかに、いち早く気付けるのも患者さんに付き添ってる助手さんなんや。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~
患者さんは、大きな恐怖心、不安感を持っていることが多いので、
患者さんの不安、恐怖をやわらげ、さらに元気付けができるように、
理解と同情を持って、ときに優しく、ときには力付けるような態度で接する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記のように教えていただきました。
とても自分の心に響く言葉でした。

これから、学んできたことを日々の診療に活かし、
ひとりひとりの患者さんに、真摯に向き合っていけるようにします。
さらに、自分の人生の糧にもしていきたいと思っております。

by 谷

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