マダガスカルの歯ブラシ屋さん

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マダガスカル共和国の首都アンタナナリボにある、アナラケリー・マーケットに行きました。マダガスカルの都会の生活背景がよくわかります。

ここで、歯ブラシと歯磨剤を売っていました。一般的なコルゲートのような歯磨剤です。でも、このように盛り篭のようにして売っているのも珍しいですね。これだけで商売が成り立つのですから、ちょっと不思議な気もします。


ブラシといえば、こんなカラフルカラーのデッキブラシだけを売っている方もおられました。肩に担いで売り歩くというのも、面白いですね。

冷蔵庫がある家庭は、全体の10%だそうで、肉屋さん自体が、冷蔵庫が無い???
こんなラフな状態です。未開の国では、こういうのが当たり前ですね。

靴も片方だけ売っている??・・・これも、買い手があるから成り立つのでしょうが、どうして合わすのでしょうか??・・・私の中では、疑問でいっぱいです。

ちなみに、スーパーマーケットに行くと、とっても空いているんです。一般消費者はここには来ないということでしょうか?!スーパーは、日本の超高級デパートみたいな存在かもしれません。(笑)

お国事情というのは、自分の目で見て感じないと、ほんとに分かった事にはならないというのが実感できます。「百聞は一見に如かずという言葉は、まさにこのことかと思います。

当診療所でも、歯根や歯槽骨の病巣、もしくは、骨の中で横向きになった親知らずは、目に見えず、患者さんも実感しにくい事が多々あります。
これを歯科用CTが、見事に解決してくれます。
皆さんが思い描きにくい病巣や歯の部分を、3次元で立体的に目に見せられると、とてもビックリされます。

何事も「実感」することの大切さを、日々感じています。歯科恐怖症の患者さんの気苦労も、すぐそばで実感し共鳴してあげ、少しでもリラックスしていただけるよう、配慮していきたいと思っております。

by 江上浩子

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